2019年08月06日

触察って何?その2

先日に続き、触察についてのお話です。

(一社)オープンパスのワーカーは(ファシャワーク以上を修了した受講生は)”全員”130筋の触察を経験しています。
以前は、130筋のうちの80%を触察することが、修了の絶対条件でした。
真剣に触察を習得したい方が集まり、自主的に練習会が行われていました。

130筋の触察修了者のひとりが、触察セミナーを後輩に紹介したところ「130筋も触察できなくてもいい」と言われたそうです。
「仕事では直接使わないから」というのが理由です。
専門学校でも学ばなかったし、必要ないだろうということでした。
合理的な考え方だと思います。

その一方で、同じく触察セミナーの参加者が「英検1級を取るためには、日常生活では使わないだろうという単語ですら覚える。仕事として英語を使う人にとってはそれくらいは当たり前の能力」だとさらりと言ってのけました。英検1級に合格するためには、アカデミックな内容について、英語で話せるくらいの知識量です、アカデミックな内容というのは、専門的な内容と言い換えることができるでしょう。

大辞林 第三版では、専門家とは「ある技芸や学問などの専門的方面で、高度の知識、またすぐれた技能を備えた人」 と解説されています。

130筋の中には、手足の指に関わる細かい筋肉や表情筋などが含まれます。
全員が全員、施術やティーチングなどでそうした筋肉を扱うわけではなかったかもしれせん。
それでもそうした筋肉の触察に果敢に挑戦した方々は、まさに専門の域に達していると思います。

現時点で、一社オープンパスのセミナーは3部門に分かれ、(1)骨指標(2)90筋(3)専門家のための細かい筋41筋 となっています。

オープンパスの触察セミナーは、自分の専門性を高めたい方にとって最適なセミナーとなっています。
専門性を高めるに留まらず、それが、自分の延長上にある患者さん、生徒さん、クライアントさんを助ける結果になっているのは、参加者の声から、また自分自身の施術者としての経験から、間違いないと確信しています。

※触察ベーシック2 11:00−18:00 次回8月18日(日曜日)は単発参加可能です。
次回は内転筋群、殿筋群、大腿二頭筋(短頭)です。
皆様のご参加をお待ちしております。

Professional_Development.jpg

***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
*********************************************************


詳細、お申込みはhttps://bodywork.openpathmethod.com


posted by MSaito at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般

2019年08月04日

触察って何?その1

触察って、なんでしょう?

医療行為ですか? いいえ。医療行為ではありませんし、治療そのものでもありません。
健康法ですか?  いいえ、健康法ではありません。

触察は、「筋肉の起始からはじまり、停止まで全長をたどる行為そのもの」です。
その行程において、筋の個人差や不具合、筋膜の拘縮や癒着などの状態が分かります。
対して、「病理に関わる状態を触って診断すること」が触診です。
〇〇部の触診、などと表現されます。
だから、筋の触診の基本の基本には「触察」があるのです。

触察の専門家に与えられる資格は存在しません。
触察の必要性を感じた個人が、それを突き詰めていくことで専門家へと成長していくのです。
だから、これを読んでくださっているあなたも、繰り返し触察の練習を行う事で、専門家になることができるということなのです。


専門家って、どんな人を指すのか、それはまた次回にご説明したいと思います。

さて!

明日からスタートする、90筋の触察(筋肉のさわり分け)コースは単発参加が可能です。

日程:8月4日、8月18日、8月25日、9月8日、9月15日、9月29日、10月6日、10月20日、10月27日
それぞれ11:00−18:00
コンテンツ:90筋+骨指標、血管、神経、靭帯、腱、腱膜の触察
参加費: 
単発参加  35640円
正会員   6480円
再参加   10800円

詳細、お申込みはこちらのランティングページからどうぞ!
   ⇩   ⇩   ⇩
https://bodywork.openpathmethod.com/
お申込みの締め切りは、それぞれ参加希望日の2日前までとなります。

次回8月18日(日曜日)の対象筋は 内転筋群 及び 臀部の筋肉群となります
長内転筋 薄筋 恥骨筋 短内転筋 大内転筋 大殿筋 中殿筋 大腿筋膜張筋

皆様のご参加をお待ちしております。
web.jpg

***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
*********************************************************
posted by MSaito at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般

2019年08月01日

「触察ファーストステップ」秋季コースが始まります

今年の春からスタートした「触察ファーストステップ」春期クラスも残りわずかになりました。
ブログの更新が追い付かず、詳細の報告が出来ていませんでしたが、YouTubeの動画をご覧いただければ、触察が初めての方でも、ぐんぐんと上達している様子を見ていただけると思います。

触察に慣れるために必要なことは2つ。
たったの2つです。
1番大切なのは、「予習をしないこと!!」
触察はからだで覚える技術です。
学校の勉強のように、教科書を読んで暗記をするものではありません。
2番目。これはどんな学びにも共通しますが、「復習をすること」
頭の中で、その日に行ったことを思い出すだけでも、ずいぶんと上達は早くなります

「触察ファーストステップ」は初心者の方が対象です。
触察中心ですが、今期からは少し内容を変えます。
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢との関連も、内容に加えることにします。
〇〇筋、と触察の筋肉を特定せずに、触りやすい筋肉、大きな筋肉をピックアップすることにしました(予習しなくちゃ、というプレッシャーがこれで無くなりますね)。

<コンテンツ>
第一回目 大腿部の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

第二回目 体幹の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

第三回目 上腕、前腕部の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

第四回目 頸部、頭部の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

第五回目 背部の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

第六回目 肩部、胸部の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

第七回目 下腿、足部の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

第八回目 骨盤、臀部の筋肉+腱、靭帯のさわりわけ
筋肉のはたらきと、筋肉と姿勢の関連の理解

<日程>
木曜日/13:00−15:00
土曜日/13:00−15:00
木曜日コース
9月12日、9月26日、10月10日、10月24日、11月14日、11月28日、12月7日、
12月19日
土曜日コース
10月5日、10月19日、11月2日、11月16日、12月7日、12月21日、(2020年)1月
18日、2月1日

詳細は近日中に、ランティングページにてお知らせいたします。
皆様のご参加を楽しみにお待ちしております!


nyao.jpg

***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
*********************************************************

2019年07月20日

ブログは8月再開です

継続的にお読みいただいている方には申し訳ございません。
当ブログは、7月いっぱいはお休みをいただきます。
再開は8月1日を予定しております。

別途、メールマガジンなどで有益な情報をお知らせできればと考えております。

ながーい人生の中で、優先順位をつけるとしたら?と考え、今現在の時点で全力を尽くしておかないと、後悔の念が残る選択をしないためのお休みです。

どうぞご理解いただけますと幸いです。

なお、斎藤のツイッター@mizuhosaitoでは、オープンパス@openpathinfo 及び小川隆之@baucafe の公式ツイッターをリツイートいたしますので、最新情報はそちらでご確認いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


posted by MSaito at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般

2019年07月10日

機能している身体を知る=ボディワーク

先日、(一社)オープンパスメソッド協会 代表理事の小川隆之氏が なかなか良いブログを書いていたので、それについて補足のブログを書こうと思います

知覚.jpg小川隆之のブログ

オープンパスが前面に出している技術には、昨今では @触察セミナー A筋膜リリース コツのコツ Bボディワーク入門がありますが、正直なところ、伝えたいのは『ボディワーク』そのものです。

『ボディワーク』は、身体学の範囲にありつつ、認知心理学をベースとした考え方です。
ものすごく簡易に表すと 脳の可塑性/身体運動/自己認識/記憶 がテーマです
(まだ複雑ですか??)

もっと平たく言うと、自分として認識している”からだ”について、突き詰めて考えていくという試みでもあります。
AI機能が発達するにしたがい、自己と見做される範囲が拡大され始めました。
AI機器を使う事で自己がどこまでリーチしていけるのか(iphoneというデバイスを使って実際に世界の裏側にいる人々と交流ができることが当たり前となり、その先の可能性も、今の私たちの想像を超えるだろうと思われます)、現時点での常識や、想像の範囲を超える可能性に驚いているのです。
自己を延長したその先にあり、バーチャルでありつつも”自己”として存在する「個」についても、身体学は掘り下げる必要があると思います。

これこそが、オープンパスが扱うボディワーク=身体学ですので、従来のイメージでとらえられてきた手技療法で得られる安堵感、スピリチュアルレッスンで得られる自己肯定感、リラクゼーションで得られる心地よさ、内観法で得られる自己認識的なボディワークとは、まったく異なる理論(メタ理論)の礎として、思想と技術、技法を展開していることをご理解いただけるかと思います。

身体学は、自己とは何かを突き詰めます
深淵にたどり着くための方法、手法として、心理学、心理療法、認知科学、解剖学、生理学、医学、神秘学、倫理、ジェンダー論などなど、などなど、数えきれない試みがなされてきました。
その中でもボディワークは「機能している自己について、身体を通じて理解を深める」ことを追求することで、「ヒトとはなにか」を突き詰める学問として永遠に問いを発し続けているのです。

長ったらしくなりましたが、そうした事柄が凝縮された技法を「ボディワーク」と呼びます。
手技療法ではありません。リラクゼーションでもありません。
ましてや心理療法でもありません。

それを本気で主張しつづけなければ、ボディワークは衰退の道をたどると思います。
商売をしていく上でキャッチーだとか、言葉の響きの良さや、目新しさが好ましいとか、そうした金銭や知名度を意識した方たちが、ボディワークとは異なる技法をボディーワークと表現していることは承知しています。
片手間にボディワークを、などという働きもあるようですが、ボディワークは技術職です。
認定を得たのちすぐにお金をいただけるような、単純でマニュアル的は施術でないことは、オープンパスメソッドレジスタードマークボディワーカーの方ならばご存知だと思います。
数をこなすことでやっと施術のスタート時点となることについて、多くの技術者の方の賛同を得ることができきています。

くどくどとお話してしまいました、こんなことについてじっくりと話し合える日を設けなくてはいけないなと切実に感じる今日この頃です。


***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
*********************************************************

posted by MSaito at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ボディワーク
QRコード