2015年12月01日

アドラー心理学基礎講座理論編終了

2003年から細々と続けてきたアドラー心理学の勉強。
そのアドラー心理学を基礎から学びなおそうと考え、日程を調整しながら講座に参加しはじめました。

さて、アドラーでは「不適切な行動には注目しない」という方法を援用することがあります。
最近まではこの定式を勘違いし、注目しない代わりに、自分の行動の代償としての結果を体験してもらうべきだと考えていたのですが、これは間違いでした。

今回ここでお話するのは、トレーニングにおいて私自身が感じたことが中心になります。
トレーニングを開始する時の前提条件として、トレーニーと講師側とが「オープンパスメソッドを学ぶ/伝える」という合意がきちんとできておらず、それゆえ大切なことを学ばずにトレーニングを終了する方が出そうだという危機感があります。
オープンパスメソッドの核を何度も何度もお伝えしていても伝わらないのであれば、理解してもらえるまで伝えること。
いつまでも自分が慣れ親しんだテクニックしか使えない場合にはそれをはっきりと指摘し、「オープンパスメソッドを学ぶ」ことに合意するのかどうかの意思確認をすること。
合意が得られないのであれば、残念ながらトレーニングの続行を断念する方がお互いの為です。

野田俊作先生の講座は敷居は低いのですがアドラー心理学の神髄を伝えようとしているので、時に非常に手厳しいときがあります。
受講生から寄せられた質問に対して「それは違う」とぴしゃりと言うことも多々あります。
この質問をするには10年早い、こんな古い用語を使うな、頭でっかちな質問だ、などなど、時には厳しい表情で、時には笑いながら質問への回答が省かれていくこともあります。
正誤がはっきりしている事柄については、それを明確に教えることが講師の責任です。
「犬は猫ではありません」「今はそれについて話す時期ではありません」と言われて腹を立てるのはおかしなことで、正誤を正されてそれを個人的にとらえるならば、それは受け取る側に問題があります。
そうした毅然とした態度の大切さと必要性を感じつつ、ここには書ききれなかった多くの知識と多くの疑問、希望を抱えて神戸を後にしました。

印象的だった「共同体」についてはまた後ほど。

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三宮の生田神社です。

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11月4日にスタートした「一から始める触察解剖学」は単発参加も可能です。
11月から2月まで、月に2回のゆっくりペースで行います。
12月―9日、23日
1月―13日、27日
2月―10日
全8回、水曜日18:00−21:00です。

「一から始める触察解剖学」
開催日時:水曜日の夜間(19:00−21:00)
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
全8回参加の方/1回6000円、48000円+消費税
単発参加も可能。日時、金額の詳細はこちらでご確認ください。 
http://rolflingopenpath.sblo.jp/article/164099027.html
皆様のご参加を楽しみにお待ちしております!
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2015年11月06日

アドラー心理学基本前提について楽天ブログより

今週一週間は帰宅が夜11時近くになり、それから食事、家事などなどに追われるため、過去ブログなどを活用してブログがストップしないよう工夫をしていきたいと思います。

先日のアドラー心理学で基本前提について書きましたが、2003年からしばらく利用していた楽天ブログでもアドラー心理学について触れており、先日のブログで箇条書きするだけですました基本前提をもう少し詳しく説明している記述もありますので、下記にご案内させていただきます。
http://plaza.rakuten.co.jp/rolfing/diary/?ctgy=6

楽天ブログは健在ですが、一番内容を盛り込んで書いていたワードプレスのブログの記述が一切合財消えてしまったのがとても惜しいです。
今より以前のブログの方が密度が高いし、それ故に「伝えたい気持ち」が読んでくださっている方にも伝わっていた気がしているからです。
今はなるべく自分の意見を押さえてボディワークに関連することのみを語ろうとしているので、きっとつまらない内容になっているのではないでしょうか。
楽天ブログではけんか腰だったり、赤裸々な私生活についての記述があったりして、なんだか芸能人ブログみたいでした(自意識過剰のイヤなヤツですね)がそれはそれで楽しんでいただけていたのかもと思いました。

ちなみに「思想」のカテゴリhttp://plaza.rakuten.co.jp/rolfing/diary/?ctgy=8のカテゴリー下にもアドラー心理学や現象学についての記述がありました。

現在の自分は右往左往していて、方向性が定まらないという「迷子感覚?」があるように感じたり、探究心を錘とする「グラウンディング」の実感を感じる日があったり、なんだかよくわかりません。
ですが、生きる目的としての自分が一番大切にしている"dignity"を汚さない生き方ができたらと思っています。

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11月4日スタートの「一から始める触察解剖学」は単発参加も可能です。
11月から2月まで、月に2回のゆっくりペースで行います(11月のみ3回)。
11月―11日、25日
12月―9日、23日
1月―13日、27日
2月―10日
全8回、水曜日18:00−21:00です。

「一から始める触察解剖学」
開催日時:水曜日の夜間(19:00−21:00)
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
全8回参加の方/1回6000円、48000円+消費税
単発参加も可能。日時、金額の詳細はこちらでご確認ください。 
http://rolflingopenpath.sblo.jp/article/164099027.html

皆様のご参加を楽しみにお待ちしております!
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2015年11月02日

アドラー心理学基礎講座理論編

先日は、パルペーショントレーニングの参加者の方に許可をいただいて(誠にありがとうございます)、野田俊介先生による「アドラー心理学基礎講座理論編」に参加しました。
2日間開催で、初日の参加は叶いませんでしたが、2日目は9:30−16:30までどっぷり野田アドラーに浸ってきました。

アドラー心理学は、「心理学」に分類されていますが、多くの参加者の方にとっては「善く生きるための生き方指南」となっているのではないかと思います。
アドラー的に生きるということは「すべきでことをし、すべきでないことはしない」ことであり、すべきであるかどうかは情緒的な判断ではなく道徳的な判断に基づいています。
道徳というのは、命や財産に変えてでも(それを失おうとも)守らなくてはいけないものです。
それは人としての尊厳だったり、家族であったり、救済しようとする心だったりするのだと思います。
科学の発達により私たちの生活は便利になりましたが、道徳より金銭的な豊かさが善となってしまった歴史があります。

この世の中を「善い場」に変えていくためには、意図的に「大衆」へと陥らないよう注意深く選択をし続ける事だと野田先生は言います。つまりは「情緒に乗せられて右往左往するなかれ」と自らを律して生きなくてはいけないのですが、ムード=大衆がその時代その時代で「社会的な約束」を作っているのですから(30年前には渋谷のハロウィーン騒ぎなど皆無でした)それに反して生きていくというのは「変わった人」というレッテルを張られることを辞さない意思が必要そうです。

さて、今回の講義は非常に濃い内容でしたので、かいつまんでお伝えしたいと思います。
初めにアドラー心理学として存在していた思想を、アドラーのお弟子さんが5原則に分割したのが「基本前提」です。
1.個人の主体性
2.目的論
3.全体論
4.社会統合性
(5.仮想論)
この5つが全体を作り上げることによりアドラー心理学が立ち上がります。

アドラー心理学を深く理解するためには、心理学の移り変わりと哲学を理解する必要があります。アドラー自身はカント哲学や、ニーチェの無神論などにも影響を受け、また1900年代の心理学者(マイクロカウンセリングのアルバートエリス)などに影響を与えました。

アドラーの心理学者をアドレリアンといいますが、第一世代(アドラー自身)から現在の第四世代のアドレリアンはその時々で哲学や心理学の理論を取り入れながらアプローチ法を練ったようです。
第四世代(野田先生の世代)は構築理論世代で、ナラティブアプローチ(患者やクライアントとの会話が中心となる。非線形であり、原因結果論と直結させない)が主流となったようです。

まだまだお伝えしたいことはたくさんあるのですが、あと一つだけ。

アドラー心理学はその人の気質を「性格」とはいわず「ライフスタイル」といいます。
性格のように変えにくいものではないという意味合いがそこには込められています。
習慣的な選択を変えることができれば、ライフスタイルは変わる、それほどに柔軟性があるのがライフスタイルです。
人間の細胞は生まれ変わるが脳細胞は生まれ変わらない、と言われますが、その脳細胞ですら分子レベルでは入れ替わっているそうです。

私たちは変化を起こすことなく生命を維持することはできない、生きていけない。
そう思える瞬間を実感できたらいいのにと思いつつ(やはり瞑想でしょうか…)今日はここまでで終了としたいと思います。

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11月4日スタートの「一から始める触察解剖学」は単発参加も可能です。
11月から2月まで、月に2回のゆっくりペースで行います(11月のみ3回)。
11月―4日、11日、25日
12月―9日、23日
1月―13日、27日
2月―10日
全8回、水曜日18:00−21:00です。

「一から始める触察解剖学」
開催日時:水曜日の夜間(19:00−21:00)
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
全8回参加の方/1回6000円、48000円+消費税
単発参加も可能。日時、金額の詳細はこちらでご確認ください。 
http://rolflingopenpath.sblo.jp/article/164099027.html

皆様のご参加を楽しみにお待ちしております!
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