2014年10月16日

ソマティクス(ワームアップ)

カルチャー講座は「誰でも気軽に参加できる」講座であることが第一条件です。
講座参加者の中にはすでにボディワーカーとして活躍していらっしゃる方も少なくありません。
そうした方たちには、簡易でなおかつご自分の専門との違いを実感していただける内容を、実はその場で即興で創作してお伝えしています。

前もってやることを決めていないのはおかしいとか、高座(寄席)みたいだと批評をいただきますが、演習(ソマティックプラクティス)を作り上げるのはそう難しいことではないのです。
技術を支える思想や理論が身についていれば、その応用であるソマティクスプラクティスの方が、体験者を無視して頭の中で構成する内容よりもキャッチーだったりします。

…またしても前置きが長くなりましたが、先日講座の最中に「ソマティクス≒ムーブメントの最中には気持ちよさを追求するべき説とその反対を提唱する説がありますが、どちらを信じたらいいのでしょうか?」というご質問を頂戴しました。

運動学習的な側面から見ると、快感を基準にする動き(気持ちよさを良しとする動き)から「学習」を引き出すのは困難です。
ボディワークが求める感覚は「気付いていること」で、身体の変化に伴い素早く変化をキャッチする感覚です。
継続する感覚(awareness)より、常に気づいていること(be aware)が自己観察に必要なスキルです。

運動(動作)を変化させるためには
(1)クライントの自覚を促す
(2)苦手な動作に対する静止および動作での分析を行う
(3)主訴と姿勢分析の結果のつながりは?
(4)どのテクニックを利用するのか?
の最低4項目をセッション構成を立てる目安とします。

学習を確実にするためには、運動の細部より「動こうとする意識」が最重要です。
なかなかブログの更新ができませんが、ソマティクストレーニングの内容が知りたいというご要望を頂戴しましたので、トレーニングの内容が反映されるような内容をなるべく継続的にアップしていきたいと思います。

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