2018年09月12日

筋腱移行部のリリース(『筋膜リリースコツのコツ』より)

久しぶりに『コツのコツ』書籍から、テクニックをひとつ紹介しようと思います。

<ちょっと上級さんのための演習> ふくらはぎ下部のリリース

1.クライアント役にうつ伏せになってもらいます。 頭は右向き、左向きのどちらでも構いません。
2.ふくらはぎの形を確かめます。ふくらはぎの丸みの下部分に前腕をあてます。←実はここで、筋腱移行部に前腕を当ててもらっています!
3.前腕で筋膜の触察をし、筋膜がとらえられたら少し圧をかけます。
4.前腕を内側または外側へ移動させたら(その場で前腕の動きを止めて)エンドフィールを待ちます。
( )の内側に説明文を付け加えましたが、これはセミナーなどで、時間をかけて技術をお伝えするときの内容です。
5.エンドフィールの後で、リリース感が感じられたら、次の位置へと腕を移動させます。
真ん中から内側へ、外側から真ん中へ、と筋膜をひっぱりつつリリースを行います。

〇前腕でのリリースのコツ〇
〇空いている方の手はサポートの手にする。
〇足の形状に合わせ、前腕の傾きを微妙に調整しながら筋膜をひっぱる。
『初心者を上級者に変える 筋膜リリース コツのコツ』位置 No.963-969/1865

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短期セミナー『筋膜リリース コツのコツ』では、こんな感じにアレンジしてデモンストレーションを行っています。
2分20秒からご覧ください。



ファシャワーカー養成トレーニングではここまで丁寧にデモンストレーションができないのが残念ですが、筋膜リリース=ボディワークでもオープンパスのファシャワークでもないので、今のトレーニングのコンテンツが妥当かな、と考えたりもします。

****斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
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2018年03月18日

『筋膜リリースコツのコツ』◆ミニ専門知識◆一例

本日も拙著ネタで恐縮です。

さて、『筋膜リリース コツのコツ』は、初心者の方も、上級者の方も意識をした電子書籍にしてあります。
初心者の方にとっては新しい知識、上級者の方にとっては思考をまとめる役に立つものを、と考えて構成をしました。
逆に、初心者、上級者別に、読んでいただかなくても良い部分も明記しました。
専門知識も少し挿入しましたが、フォントの色をオレンジ色に変えることで読み手側の「心積もり」(しっかり読むぞとか、流して読もうとか)に「はい、専門知識出します」とサインを送ることにしました。
だからといってガチガチの専門知識を固い言葉で書くのではなく、初歩的な知識に一歩踏み込んだ内容になっています。
こんな感じです。

◆ミニ専門知識 ◆ 同じ筋膜でも厚さが違います
筋膜、腱、靭帯は「 軟部組織」と呼ばれる弾力に富んだ線維によって構成されています。
浅筋膜、深部筋膜と同じく軟部組織で出来ていながらも、筋膜と異なる働きを担うものとして「靭帯」「腱」があります。
頭、首、体幹、四肢の筋肉をおおう筋膜はもともと丈夫にできていますが、特に太ももの外側や腰の部分では分厚くなっていて、「腸脛靭帯」「腰背腱膜」と呼び名も変わります。
太ももの外側には外転(足を開く動き)の筋肉が存在しないため、腸脛靭帯が、大腿骨が外れないように抑える役目をしています。
腰背腱膜は上半身と下半身をつなぎ、姿勢を保つ役割をしています。


こんな感じです。
電車の中でも気軽に読んでいただける内容になっています。是非、ご一読をお願いいたします。

「初心者を上級者に変える 筋膜リリース コツのコツ」電子書籍で発売しました。
こちらからダウンロードしていただければ幸いです。https://goo.gl/qHRsbd 


沈丁花.jpg
今年も沈丁花の季節になりました。

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2018年03月14日

『コツのコツ』よりポジショニングについて

『筋膜リリースを精確に行うためのコツの一つは、適切な圧で筋膜をとらえる事です。
自分のからだが安定しないと、同様に圧も安定しません。
筋膜には層がある説明を前章でしましたが、浅筋膜には浅筋膜に見合った圧、深部筋膜をとらえるためにはそれに適した圧があります。
また、圧をかけた手を自在に動かして圧の方向を変えるためにも、なるべく自由にからだを動かせるようにした方が良いでしょう。
筋膜に「方向性」を持たせるため、筋膜の「平行移動」を行うために自分の位置を定める事、または定めた位置を「 ポジショニング」と呼びます。
圧の方向性は、施術者がどの方向にからだを向けるかで決まります。施術者がクライアントのからだに向 かって直角の角度で立つ、あるいは座るならば、クライアント のからだに直接的に、垂直に圧がかかります。
この立ち方は圧をかけるのに適しているかもしれませんが、筋膜を移動させるのには適していません。
筋膜を移動させたい方向を向くようにポジショニングをとることにより、クライアントのからだを無駄に押圧 しなくても、筋膜の操作が可能となります。いつでも進行方向を目指したポジショニングになるように注意 を払うように心がけてください。』
『初心者を上級者に変える 筋膜リリースコツのコツ』より

ここでお伝えしたかったポジショニングとは、筋膜をうまくとらえてリリースを円滑に実行するための「立ち位置」を意味しています。
これ以外にも、施術にとってかかせない「ポジショニング」がいくつかあります。
代表的なものとして
●クライアントのからだをささえ、副交感神経を優位にするため
●触察を的確に行うため

この2つの「ポジショニング」です。

クライアントさんの多くは、力を抜くという行為がとても苦手です。セッションに入る準備段階として、副交感神経を高めるのですが、その時にも「クライアントのからだをサポートする」ためのポジショニングテクニックを使います。
触察を行うためのポジショニングは複雑かつ一旦その理屈が分かれば「なるほど」と忘れにくいもので、「筋肉を活動させるのに最適な、自分の位置と相手の位置」を意味します。

『コツのコツ』は電子書籍を読みやすくするため、1ページ2分〜4分程度で読めるようにし、100ページほどに簡易にまとめたので、お伝えできていないことがまだまだあります。
かといって第二弾、第三弾を書く気力と記憶力に自信がありません。
こうして時々ブログに書いたりワークショップやセミナーでお伝えすることで、どなたかが伝承してくださればいいなと思います。

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先週クライアントさんからいただいた、バンコク土産のソルト&ペッパーセットです。鼻からソルトがでると、すごく可愛いです。

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