2020年11月30日

深部筋膜リリースセミナー【あと1名様のみ】

12月2日(水曜日)スタートの深部筋膜リリースセミナーは、各回あと1名様のみご参加可能です。
今回も、密にならないよう人数を調整しての開催となります。

実は、今回のセミナーは、あまり積極的に募集をしてきませんでした。
その理由は…


セミナー費用の価格提示を間違え、ものすごく安くご案内してしまったからなのです…涙ぽろり

本来の講座費用は15,000円なのに、なんと33%オフの10,000円としてしまったのです。
痛恨のミス(私のミス)です。
同時進行で「筋膜リリースコツのコツ」セミナーのランディングページをアップデートしており、その金額を深部筋膜リリースセミナーに反映させてしまったのです。
基礎の「コツのコツ」と、応用+αの「深部」は同じ金額設定になるはずは無いのに、同じにしてしまいました。

準備の時間や実際のセミナーに費やす時間を考えると計算が合いません。
そうは言えども技術をお伝えできる機会があるのは嬉しいことですし、なにより自分たちが「役に立つ」と実感できている技術を臨床で使っていただくことで、オープンパスメソッドが活きてくるのだと信じているので、明後日からは張り切って務めたいと思います。


今回またアップデートした「筋膜リリースコツのコツ」セミナーをベースに、これまでのファシャワークを更にブラッシュアップさせた内容で、かなり詳しく濃く、知識とテクニックの「両方」をお伝えする内容になっています。
ランディングページに+αの記述はありませんが、触察練習も入るのでかなり充実した内容になっています。


次回開催からは、本来の金額(15,000円)と改定させていただきますので、この機会に是非ご参加ください。
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日時:
12月2日、12月16日(12月は第1、第3水曜日)
1月13日、1月27日、2月10日、2月24日(1月2月は第2、第4水曜日)
18:00−21:00 3時間

12月2日(水曜日)18:00−21:00
◇ 大腰筋、腸骨筋、腰方形筋(腰背腱膜)の筋膜リリース+α
・腰筋: 腹部内臓の後ろで、背骨に付いています。
・腸骨筋: 腸骨(骨盤の骨)の内側に付いています。
・腰方形筋: 大腰筋と起立筋群の間にあります。

12月16日(水曜日)18:00−21:00
◇ 小胸筋、肩甲挙筋、烏口突起に関わる筋膜リリース+α
・小胸筋: 大胸筋の下に付いています。
・肩甲下筋: 肩甲骨の前面(裏側)に付いています
・烏口突起周辺:骨指標を取りながら細かく触りわけをします。
大胸筋や鎖骨下筋へのアプローチも同時に考えます。

1月13日(水曜日)18:00−21:00
◇ 梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、大腿方形筋のリリース+α
・今回の筋肉は全て、大きな筋肉の下に存在しています。
・下から押し上げてくる筋肉を頼りにリリースしてみましょう。
寛骨、腸骨、仙骨、尾骨の形状を理解する触察も加えます。

1月27日(水曜日)18:00−21:00
◇ 後脛骨筋、長母指伸筋、長趾伸筋、膝下筋のリリース+α
・今回も、大きな筋肉の下に存在している筋肉のリリース練習が中心です。
・下から押し上げてくる感覚を頼りにリリースしてみましょう。
深部の筋膜は、触察によって対象筋をきちんと特定する必要があります。
リリースが難しい場所なので、的確に手が届くよう演習します。

2月10日(水曜日)18:00−21:00
◇ 恥骨筋、長内転筋、大内転筋、のリリース+α
・場所がわかりやすい<長内転筋>と、場所がわかりにくい<恥骨筋、大内転筋>があります。
大内転筋については筋性部と腱性部を触りわけつつのリリースになります。
大内転筋と、ハムストリングスの位置関係も確認します。
実は同時施術も可能です。

2月24日(水曜日)18:00−21:00
◇ 横隔膜、肝臓、小腸、腎臓の筋膜リリース+α
・内臓が主な対象となります。
実は、筋骨格系を包む筋膜と、内臓を包む筋膜とは連続しています。筋‐筋膜をリリースすると、
その影響は内臓にも及び、内臓の筋膜に働きかけると、その影響は筋骨格系に及びます。
しかもその影響は直接的です。
※この回は内臓マニピュレーション回となり、単発参加は会員種別に関わらず参加費が15000円となります

料金
全日(6日間)参加 60,000円+消費税 (一般会員)
36、000円(税込み 正会員)

単発参加 11,000円+消費税(一般会員)
6,600円(税込み 正会員)
2月24日は、単発参加は15,000円となりますのでご注意ください。

詳細お申込みはランディングページからお願いいたします。
http://release.openpathmethod.com/


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***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
*********************************************************
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2020年11月07日

身体教育を再考する(メルマガより抜粋)

ブログの更新の頻度が減っていますが、メルマガは地道に続けています。
毎月5が付く日(5日、15日、25日)に発行しています。

先日送信したメルマガは、「身体教育」っていったい何だろう?がテーマでした。
その疑問に、自分なりに向き合ってみたその答えのようなものを書いてみました。
以下、一部を抜粋しました。

somatical education(身体教育)の前に感覚教育があるべきとオープンパスでは考える、そんな内容です。

:::::::::::::::

【質問。すぐに答えらえますか?】
Qボディワークってなんですか?
Q筋膜リリースって、本当に効くんですか?
Q腰痛で困っているので治療してもらえますか?
Qセッションは誰でも受けられますか?
Q何度くらい通えば治りますか?


【立場による答えの違い】
上記の質問に対する答えは、何を目的にしてどんな考え方で行うのかで違いが出ると思います。

特にボディワーカーは、自分と他の技術との違いをしっかりと言語化できなくてはいけないと思います。
そのためにはどうしても消去法(〜でなない)のアプローチが必要になります。
例:
マッサージではない
治療ではない
リラクゼーションではない

そうすると、何が残りましたか?


【身体教育って何?】
ボディワークとは身体教育である、そうした説明をよく聞きます。
でも、ボディワーカーと名乗る人たちのサイトをのぞくと、身体教育的な施術を行っている人はほんの一握りです。

身体教育って、何だろう…
あたらめて考えました。
わたしたちオープンパスは、ここのところ
「ボディワーク=身体教育」の概念とは
少し異なる考えを持って活動してきました


身体教育って何だろう…

【自分が自分の教育者となる】
拙著「これがボディワークだ」にはこんなことが書かれています。

『…体験学習とは「学び方を学ぶという学習方法であり、体験学習の心得は「自分が自分に対して教育者の立場をとる」ことであると述べています。
ロルフィング・セッションにおいて、特にそれが身体教育を目指すものであれば、学習者であるクライアント
に対し、彼女の言う体験学習が期待されます。
そしてそのとき、ロルファーは「もう一人の」教育者として、クライアントの学習を援助することに徹しなければなりません…』

自分が自分に対して教育者の立場を取ることができるよう手助けをして送り出す。
ボディワーカーにとって、ここが重要です


【教育するのは身体なのか?】
somatic(somatical) education
これを日本語に訳すと
「身体教育」となります。

数多くのセッション、触察セミナー、そして筋膜リリースのセミナーを通じて強く感じるのは、巧緻運動というのは「身体」の技では決してない、という事です。

施術、触察セミナー、筋膜リリースの技術、この3つは全く異なるシチュエーションで異なることを行いますが、根底にはボディワークにとってとても重要な要素が隠れています


ボディワークに関わる全てのことは、
身体教育というよりはむしろ、

感覚の教育である

そういう確固とした確信があります。

これらの感覚の使い方を伝えずして身体教育はありえません。
ボディワークは単なる運動学習ではありません。

増してや不快感の改善を求めていらっしゃるクライアントさんにとって、身体教育といってもピンと来ないはずです。


【感覚を教育するくふう】
実際のセッションと、机上の理論との間には、いつも相容れない亀裂があります。

そうありたい理想と現実とが乖離し、そのギャップに悩むことも多いのですが、ボディワーカーとしての自分はいつも
「感覚主義でありたい」
と願い、それを念頭に施術を行っています


クライアントさんの感覚を高めるための手段はいくつもあります。
そのひとつが「快」の感覚であればそこを入口として使い、感覚の幅を広げていくことができます。
それはただ単に、気持ちよさを感じてもらうことに留まりません。
快不快を感じてもらう事と同時に、その感覚についての主観性と多様性を感じてもらい、それをソマティカルに(身体的な規則性に)落とし込んでもらう事が最終目的となります。

触察セミナーは、まさにこうした
「感覚」
を高めつつ触察の技術を磨くセミナーだし、
筋膜リリース関連のセミナーには
「快」
にクライアントさんを導く工夫を
詰め込みました。


オープンパス認定ファシャワーカーのセッションを受けていただければ、感覚を磨くセッションであることがご理解いただけると思います。
文章だけでは伝わらない部分もたくさんありますので、お時間を作ってぜひ体験をしてみてください。



『筋膜リリースコツのコツ』11月21日からスタートします。
11月21日(土曜日)、12月5日(土曜日)、12月19日(土曜日)全3回。
オープンパス新宿オフィスにて11:00−17:45 開催します。
詳細はこちらのランディングページにてご確認ください。

https://seminor.openpathmethod.com/

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***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
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2020年11月01日

コツのコツ、訂正してお知らせです

前回の中途半端なブログに、???と思った方がいらっしゃると思います。
下書き保存したつもりのブログがなぜか公開されていてびっくりしました。
改めて、正しい情報をアップいたします。

お問合せ、お申込みはLPからどうぞ!
(LPの方が読みやすいです)
https://seminor.openpathmethod.com/

コンテンツは以下となります。

第1日目

前半
PartI 「筋膜リリースのための生理学とタッチ」
(1)筋膜の触察(筋膜についての生理学的理解)
(2)筋膜リリースのためタッチ
(3)筋膜リリースのコツ
〇リラックスしていること
〇筋膜をイメージできること
〇リリースの方法を知っていること

PartII 触察とリリース練習
(1) どの層をとらえているか?
(2) 筋膜操作の範囲
(3) リリース練習

ーーーーー休憩ーーーーーーーー
後半
PartI 「筋膜リリースのためのタッチ(復習)」
(1)筋膜リースのためタッチ
(2)筋膜リースが上手くいくコツ
〇リラックスしていること
〇筋膜をイメージできること
〇リリースの方法を知っていること

PartII 「ボディワーク」としての筋膜操作とは?
◇ <重要>固有受容器、固有受容覚、脳の可塑性

PartIII
「セッションの成果を高めるためースタート前の筋緊張の緩和ー」
◇ 主要な関節について理解する
◇ ペアエクササイズ

第2回目

前半
PartI 前回までの総合練習
◇関節のマニュピレーション(サポート、関節感覚を高める)
◇垂直圧、平行圧
◇エンドフィール
◇牽引法

PartII ツールの使い分け
◇ツールとリリースの相性
◇ツールとポジショニング
ーーーー休憩ーーーーーーーーー

後半
PartI 圧の使い分け
◇浅筋膜に働きかける圧
◇深部筋膜に働きかける圧

PartII 深部筋膜のリリース練習
◇エンドフィールとリリース感(復習)
◇圧の使い分け
◇垂直圧と平行圧
◇筋膜リリースでよく使うツール
◇リリース演習<脚部のリリース>

第3日目
前半
Part Iツールと自分のからだの大きさ、ポジショニングが見合っているかを確認する
◇背臥位、腹臥位、横臥位での練習

Part II リリースの意図を明確にする
◇どの層を狙うのか?

PartIII
◇何を目的としてリリースするのか/ 筋膜の拘縮/筋膜の癒着/筋膜の短縮

ーーーー休憩ーーーーーーーーー
後半
PartI ペアリリース練習 

PartII リクエストを受け、講師によるデモンストレーション(30分程度)

PartIII ペアリリース練習

『筋膜リリース コツのコツ』をご用意ください。

すでにお申込みをいただいております。
少人数性となりますので、早めのお申込みをお待ちしております。

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***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
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