2014年10月02日

いろはにほへと

いろはにほへと、日本語独特の読み言葉を覚えるための言葉遊びだと思っていました。
深い意味があったことに驚きました。

http://corobuzz.com/archives/7642

明日はよみうりカルチャーセンター恵比寿にて「ボディワーク入門」講座です。
テクニックのデモンストレーション(実際にセッションを受けるチャンスもあります)、ソマティクス(動きによって姿勢や動きに変化をもたらすテクニック)の実践もあります。
10月期対象として入会費無料、1080円で体験可能などのサービスがあるようですので、ぜひよみうりカルチャー公式サイトをチェックしてください。20分間の見学は無料ですので、どうぞお気軽にお越しください。
なお、ボディワーク入門講座の詳細はこちらでご確認ください
みなさまのご参加を楽しみにお待ちしております。

いろはかるた.jpg




2014年09月27日

細かく教えるか、目的に沿うか

またしても、投稿しようとしていた長文が消えました。
消えた投稿の常ですが、分かりやすく的確で素晴らしい文章でした。
再び同じ文章は書けませんので、簡易バージョンでお届けします。
最初の文章の1/10 くらいの内容しか書かれていないことを念頭にお読み下さい(半ば本気です)。

昨今、趣味で体を動かすことをしています。
筋トレはずっと続けてきましたが、それとはまた異なる種類です。
形式美を追求するような身体表現とは異なりますが、発祥地の文化に根付いた身体表現を趣味で細々と行っています。

せっかく学ぶのであれば無駄なく学びたい気持ちがあり、レッスン内容をメモとして残してあります。
スクールやスタジオによって強調する内容が違い、それによってメソッドも異なるようです。
通っているスタジオでは、初心者向けに大きな動きを細分化して伝えてくれています。
基本レッスンは入門の10レッスンで、それが終了すれば本格的なレッスンへと移行できます。
ゆっくり学びたい私としては最適のクラスとも言えます。
ただし「身体」(知識の対比としての)が学習の基礎となる場合には、【学習の効率化】という側面において、学習理論にかみ合わず非効率になり得る可能性があるかもしれないと思いました。

運動学習をする際には「細分化」より「目的志向」の気持ちの持ちようがパフォーマンスの出来不出来を左右する研究結果が発表されました。
(消えたブログでは比較的詳しく書いてありました)
確かに以前通っていたスクールでは、下手ながらも感覚で動けた気がします。
それならば、教え方に工夫を加えれば、学ぶ側の意識を「理論」→「身体経験」→「学習」とスムーズに移行できるのではないかと考えました。
これは11月からスタートするソマティクストレーニングの内容にも関連する重要点です。

効率的な身体動作、身体運動の学習のためにはどの理論を取り入れ、どういった演習が必要になるのか。
自分の経験も活かして「身体学習」についてお伝えできればと思います。

tng.jpg

2014年09月24日

痛みについて

国際疼痛学会(IASP)が定義した痛みは「不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある」とされています。

痛みは自己を守る防衛反応として先天的に備わっています。
原始的なしくみなため可塑性を持ち、高度なしくみの原型となります。

脳における可塑性がそうであるように、痛みの可塑性も記憶として蓄積されます。
痛みの伝達に歪みが出来上がると通常は関連性を持たない触覚や交感神経との間に混乱が起き、触覚が痛覚に変容してしまうことがあります。
こうした痛みはポリモーダル研究の第一人者である熊澤孝朗により「慢性疼痛症」と命名されました。

怪我や手術の後で傷痕は治癒したのにも関わらず、その部位に疼痛が続く場合があります。
急性痛(損傷部分をかばえというサイン)の必要がなくなったあとも、神経の可塑的変化によって痛みが起きる現象が慢性疼痛症です。

痛みを受け取る受容器は2種類あり、外的刺激が脳の感覚野に送られ引き起こされるのが一次痛です。「いつ」「どこに」痛みが起きたかを識別できるのが特徴です。二次痛は識別が困難な痛みで「ポリモーダル受容器」と呼ばれる感覚器によって感知されます。
筋肉や関節、内臓からも見いだされ、全身に分布している感覚器です。

ポリモーダル受容器は機械的刺激、化学的刺激、熱による刺激に反応します。
そのため、サーモスタットのような働きをし、身体の恒常性を助けます。
これは身体の状態を一定に保つのに役立ちますが、痛みが無い場合でもこの恒常性を保とうとする働きが、逆に働きます。
負の可塑的変容が起こり、痛みを感じているのと同様のサインが脳に送られます。
炎症が無くても強い痛みが継続すると「慢性疼痛症」に移行するリスクがあるようです。

痛みは情動に左右されると感じる患者も多いようですが、それは痛みの信号が大脳皮質にある情動をつかさどる部分に影響を及ぼすからだそうです。

参考文献 : 『痛みを知る』熊澤孝朗 (東方出版)

個人的にはポリモーダル受容器と体性感覚の関連に興味があります。
今回は慢性疼痛症とその作用機序について理解できたことを書き出してみましたが、ボディワーク的に見て、とても興味深く示唆に富んだ一冊でした。
引き続き、セッションに関連している部分を読み深めていきたいと思います。

red.jpg



QRコード