2018年03月01日

着付けと手続き記憶

以前にもこちらに書いたかもしれませんが、着物が大好きです。
ですので、(四捨五入しての)五十肩で手を後ろに回すだけで涙が出るほどの痛みが出て、ちゃちゃっと結べていた帯が結べなくなったときには本当に悲しく悔しい思いをしました。

教室にもよると思いますが、私が通っていた教室(今も時々、通っています)では、講師が着付用のボディーに着付けをするのを食い入るように見て記憶をし、その場ですぐに実践練習をします。
教科書もありますが、読む暇もないし、手順やコツは見て頭の中に叩き込みます。
講師の先生が回ってきて、アドバイスをしてくれたり間違いを正してくれたりします。
見ていると簡単そうなのですが、実際に着つけるのは思いのほか難しく、覚えたては手順をまねるだけで綺麗に着せるのはムリ。
それでも交代して2回ほど練習できるでしょうか。
覚えておきたいことは、帰りの電車やバスの中でノートに書くか、スマホに入力しています。

若いころは、教室で学ぶだけである程度は記憶できましたが、今はそうはいきません。
趣味のおけいこですが、やるからにはきっちりと覚えたいので、自宅には着付用ボディーがあります。
それを使って、礼装の着付け、振袖の帯結びなどを練習しています。
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普通の袋帯を使ったので、横から見たときに柄の無い部分が見えてしまっています…。おはしょりの処理も甘い…

技術を学ぶ時には、実際に体を動かして学ぶと記憶に残りやすいという実感があります。
いわゆる「手続き記憶」という覚え方です。
手続き記憶は繰り返しにより強化され、また繰り返す間に「こうすればより上手くゆく」発見につながります。

さて、オフィスに置いてある母が残して逝った着物は、お陰様で、価値が分かってくださる方々に半分以上引き取っていただけました。
絹は、もともとはお蚕さんでした。だから、着物は生き物なのです。
だからこそ、良いものが欲しいとおっしゃってくださる方に引き取っていただけて幸せです。
あるアーティストの方に引き取られた帯が、百貨店での作品展示会に一役買っているのを見て、とても感慨深く感じました。
実家の箪笥のあの場所にあった綴帯が、大勢の前で立派に輝いているのを画像で拝見して、娘を嫁に出したらこんな気持ちなのかと思いました。

と、着物バカのエピソードをお披露目したところで今日のブログは終了です。

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2017年05月12日

今回は読める気がする…!

 なんども新たに出発しなければならない場所がある。何度も新たに、すべてを捨てて立ち上がらなければならない場所がある。そしてなんども新たに、ただ希望が到来するように行為しなければならない場所がある。それは、迷いはないが、悩みの尽きない場所である。私たちは、すでに呼吸し、湿度を感じとり、唇の渇きを感じ、手の重さを感じ、手のぬくもりを感じ、肌の滑りを感じ、身体のだるさを感じ…(中略)…しかし、よりよい呼吸の仕方、よりよい湿度の感じ方、よいよい(原文ママ)手の重さの感じ方、よりよい肌の滑らかさ、よりよい身体の感じ方はあるに違いない。だがいったいどのようにして。

 こうした場所を名指すのに、人間の言葉はほとんど不足している。言葉によってはじめて見出された場所ではなく、言葉とともに出現した場所でもない。こうした場所を、「体験的現実」と呼んでおく。この場所は、名指されているものに対して、かすかすの網をかけるようなものである。だが粗略な網でも、投げかけなければ、なに一つ始まらない現実がある。体験的現実は、知にとっては底なしの深さを持っている。わかる以前に実行できている現実がある。呼吸の仕方も、肌の滑らかさの感じ取りも、教えられてはじめて実行できるようになったものではない。学ぶ以前にすでによく知っており、実行できるのである。

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なんと優しく挑発的な誘いの文章なのかと、何度読み返しても思ってしまうこの序文。
このいざないを何度も受けながら、少し先に進み、途中で投げ出すこと複数回。
知りたい気持ちが現実の忙しさに邪魔されているのか、私のオツムが弱いのか(たぶん後者)。
「わかったと思った時点で、それは間違いだ。これからやることは、前例のないことなのだから、既知のものとの比較や近似を利用してわかった気になるな!」と何度言われたか。
分からず進むことのむずかしさ。
瞬間、瞬間に新たに、立ち上がることを体験していく。
ああ、難しい。
でも知りたい。
やっと準備が整った、そんな気がします。

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2017年03月25日

お任せムービーと編集ムービー

google photoが作ってくれたムービーと、自分でわずかに編集したムービーとを見比べてみました。
どっちも良いと思います(多少の自画自賛を含めて)。
自動作成ムービーは顔人称にフォーカスされているのかな、と最近気づきました。
編集ムービーは、できればワーカー役の方の見せ場にしたいと考えながら撮影してます。
お好みはどちらでしょう?

自動作成ムービー


編集ムービー

この回は、姿勢分析からセッションまで、ほぼすべてをご自分で考えて行っていただく内容でした。
皆さんかなり高い効果をだされていました。

よみうりカルチャー講座では、次回の受講生さまを募集中です。
リーズナブルで本格的なテクニックを習得できる講座ですが、ボディワーク初心者の方にも楽しんでご参加いただいております。
斎藤がカルチャー講座に参加するのは2017年10月期が最後となる予定です。
今季(4月期)10月期とご参加いただければ「カルチャー講座」という枠内ではありますが、出来得る限り多くのことをお伝でしたい意気込みでいます。
詳細の問い合わせなどはよみうりカルチャー恵比寿までお願い申し上げます。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。奮ってご参加ください。

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