抵抗を感じつつ書き出したところうまくかけず断念し、今日再び書くことに挑戦しています。
うまくかけるかどうか。
読み手の方には、ただの夢物語とか妄想だとか受け取っていただけると幸いですし、逆に深い共感を感じていただけると仲間意識を共有できます。
私たちボディワーカーが扱うのは主に身体で、心理療法家が扱う心や心の働きを扱うことはしません。
心と体は一体だという説はある意味真実ですが「ある意味」でしかありません。
ボディワーク業界の一人者が、1990年代に精神心理という専門外のことまで引き受けられると思い込んでしまった結果、中途半端にしか問題解決ができずクライアントさんへの不利益をもたらしたという前例もあるため心理的なことは専門家に任せるべきだと考えます。
私たちオープンパスのボディワーカーは身体構造と身体機能をクライアントの主訴と組み合わせて解決しようと最大限の努力をします。
それは頭脳労働であり、肉体労働であり、なにより第一に生身の人間に寄り添う精神労働であり、やりがいのある仕事で責任重大な仕事でもあります。
私たちのセッションの基礎にあるのは、まずは平均的な「人体の構造への理解」です。
解剖学に従って起始から停止まで個人の筋肉を追うことがトレーニングの初期段階としての知識ですが、人体は本当に個性的でひとりひとりが違った構造を持ち合わせています。ですので、オープンパスで言う解剖学とは「個人を知るひとつの手段」と同意語です。
そうした経験を積み重ねていくと、物理的に人体に接することと個人に接することの境界が薄れてくることがあります。
物理的に人体に接しているとき、ワーカーの感覚は漁船に取り付けられたソナー同様に、組織の状態と組織を介在して受け取ることができる周囲の状態を確実にキャッチします。
それを突き詰め、「個人の人体」を扱う感覚でワークをすると…これが不思議なのですが、クライアントさんのビジョンや感覚、見えている風景を共有することがあるのです。
ワーカー側の想像かと思いましたが、決してそうではないようです。
なぜそれができるのかはわかりません。
クライアントさんみなさんとその感覚を共有できるわけではなくある一部の方とのセッションでのみ経験する出来事です。
わずかに1割にも満たない方としかそうした経験を共有できていません。ですからこれは偶然の産物です。
こうした占いのような効果を期待してセッションを申し込んでくださったとしてもお金の無駄になりますということは予めお伝えしておきます。
こうして公の場で不思議な体験を披露してしまうことで怪しいボディワーカーと思われてしまうのではないかという不安はありますし、書くとそうした力が無くなるかもと思いましたが、あえて書いてみました。
セッションの不思議体験は私よりもクライアントさんの方が多くしてくださっているようです。
私生活では幼いころから不思議体験をしてきたので全く抵抗はありませんが、でも面白いですよね。

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