2017年06月01日

<TI申し込み開始です>宿題は「感覚してください」です

セッションの後で、宿題を出すことが多々あります。
それには2つ理由があります。
(1)変化を一時的なものにせず、継続させていただきたいから
(2)次のセッションまで間が空いたとしても、ご自分である程度ケアしていただきたいから

(1)は、「脳の可塑性」に関連しています。
脳の可塑性、という言葉は健康関連のTVなどでも耳にする事がありますが、脳の可塑性は大きく3種類あります。
〇臨界期の可塑性
〇神経再生の可塑性
〇学習の可塑性
この3つです。

宿題は、「学習の可塑性」を高めるために行っていただきます。
そのときに「感覚しながら動いてくださいね」とお願いします。
それは『神経可塑性は脳の中で起こる注意・意思・内省といった「主観」に左右される』という理由からなのです。
ただの反復運動にしてしまうと、筋肉のトレーニングにはなりますが、可塑性とはかけ離れた結果に終わってしまいます。
カルチャー講座でもよくお話ししますが「ゆっくり、小さな動きで、動かしていることに注意を向けて」は、実は脳の可塑性を意識してのことです。

こんなお話しを、もっと簡単に、ポップな資料を使ってお話しするのが8月から4回に渡って行う『ティーチャーズインテンシブ』です。
身体を動かすことを教えていらっしゃる方、または真剣に学んでいらっしゃる方が対象です。
単発参加ももちろんできますので、お気軽にご参加ください。
詳細は、こちらのブログにて!
定員がありますので、お早目のお申込みをお勧めいたします!
お申込みはこちらのフォームからお願いいたします。
https://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
メッセージには、専門(〇〇を教えている、〇〇を習っている)などを書き添えていただけますよう、お願いいたします。資料作成の参考とさせていただきます。

皆様のご参加をお待ちしております!

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****斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日となっております。
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2017年03月10日

サービス残業いたしません<(_ _)>

いつでも、どうしても、セッションが長くなりがちです。
そのためクライアントさんがセッション時間を勘違いしていらっしゃるかもしれませんので、改めてセッショんの流れについてご案内いたします。

セッション5分前から入室可能です

セッション開始
   ↓
カウンセリング、着替え
   ↓
姿勢分析 
++++++ここまでで、10分〜15分++++++
ハンズオンセッション
※だいたい60分程度です※
※何度か立ち上がったり、動いていただいたりしてセッション前後の変化を確認していただいたりフィードバックをいただいたりします※
   ↓
終了後の着替え、カウンセリングやアドバイス
+++++++ここまででセッション時間90分/80分が終了します+++++
セッション開始から最後のカウンセリングまでがセッション所要時間となりますので今一度ご確認をお願いいたします

クライアントさんもよく分かっていて(笑)終了前になるとあれこれフィードバックが多くなったり、最後の確認で「まだなんとなく…」と延長してほしそうにしたりしますが、今後はサービス残業はいたしません。

少し前になりますが、勉強もかねて某リラクゼーションサロンにいったところ、終了予定時間ぴったりに施術が終了しました。
わたし側としてはその後、計画通りに行動できて時間が有効に使えました。
時間内ですべての行程を終える姿をみて「普通はこうだよね」と自分の甘っちょろさを自覚しました。
個人事業主は何かと「融通が利くでしょう」と思われがちで、確かにグレーな「おつきあい」の部分も必要ではありますが、私自身が擦り切れてきてしまいました(>_<)

NOサービス残業もそうですが、セッション開始時間直前の連絡で「これから行ってもいいですか?」もどうぞご遠慮ください。
突然に、前触れもなく15分以上早くおいでになるのもご遠慮ください。
行ってしまえば入れてくれるだろうと思われがちですが、セッションの合間は休憩時間ではなく、次のクライアントさんをお迎えするための時間です。次のセッション時間に合わせて諸事済ませつつ準備をしています。
そのため、残念ですがセッション終了後の雑談も我慢しなくてはいけないことがほとんどです。
お菓子等「一緒に食べましょう」とお持ちいただいてもまだ仕事中のため、ご一緒できず申し訳ない限りです。
どうぞ、次にいらっしゃるクライアントさんへのご配慮をお願いいたします。

また、オフィスビルは動物の持ち込みは一切禁止です。
動物アレルギーのクライアントさんもいらっしゃいますので、そうした方たちへのご配慮をお願いいたします。
壁や家具などに傷をつける行動などもありますが、賃貸物件ですので修繕費など申し受ける場合があります。ご注意ください。

細々とした注意事項が続き申し訳ありません。
わざわざこうしてブログでお願いをしなくても済むことが、私としても理想です。
暖かいご配慮とご理解を、何卒よろしくお願い申し上げます。

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****斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
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2016年09月19日

頸部伸展のアドバイス

今日のセッションはクライアントさんに満足していただけたので、幸せな気分です。
楽になりました、と言われるのは嬉しいものです。

セッションの詳細を書くと長くなるしご本人の承諾を得ていないので、フィードバックの時に十分にお伝えできなかったことをブログにしようと思います。

本日のクライアントさんは日常的に身体操作を行う方で、伸展の動きもよくするそうです。
そのためか、後頭部(特に頭板状筋の付着周辺)に強い緊張がありました。
セッション終了後のフィードバックで、伸展の時に深層筋を利用すると少しは楽になるかも知れません、というアドバイスをさせていただきました。

これが頭板状筋で、頸部では(僧帽筋を省いて)一番表層にあります。
起始は(骨指標で言うと)第一、第二胸椎の棘突起で、停止は乳様突起から後頭骨の上項目線までです。
動かすコツは、後頭部全体で空間を押すような感じです。

頭板状筋.jpg

これが、頭板状筋とその下層に位置する半棘筋群(水色に反転している部位)との関係性です。
頭板状筋の停止は第一第二胸椎ですが、半棘筋は第一頸椎から第六頸椎、第四、第六胸椎の関節突起まで伸びています。
停止の位置からもわかるように、半棘筋は頸部/胸部が助け合って脊柱からの伸展を可能にします。
この筋群をうまく使えれば、頸に疲れが残りにくくなります。
頭半棘筋をうまく動かすコツは、少し顎を引いた状態で伸展することです。

半棘筋.jpg

今日のフィードバックを図を見ながら思い出していただければ、簡単に済ませてしまった頸部を楽にする動きの説明が伝わるのではないかと思います。

いつも忙しいクライアントさんですが、困ったときには連絡をくださいます。
これからの益々のご活躍を応援したいと思います!!


★★★10月スタート 3回完結講座「触察から筋膜リリースまで」★★★
日時 10月18日(火曜日) 18:00−20:00
   10月25日(火曜日)   〃
   11月1日(火曜日)    〃
講師 小川隆之、斎藤瑞穂
場所 オープンパス新宿オフィス(新宿駅徒歩15分、大江戸線都庁前駅徒歩3分)
料金 前回参加費の場合 21、600円(単発参加可能)
講座内容は内容はこちらでご覧ください。
★★★★★★★★お気軽にご参加ください★★★★★★★★
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