2019年01月26日

まだ言葉にできない確信的なもの

トレーニングや講座で「伝えたい」と思いながらも、感覚的な表現や、体験で語るしかないような「技術」があります。

その一つに「共感」とか「共振」など(もうひとつ頻繁に使う言葉があるのですがその場にいないと出てきません)があるのですが、これは決して心理的な状態を示すのではないのです。
一体化というか、もう少し身体的な、言葉を離れたところで行う行為なのです。
うまく言葉にできない、なんともふわっとした感覚なのです。

話題は少し反れてしまいますが、最近また、文献を読み始めました。
それまでは、小川氏が山のように積んで読んでいたマーケティングの本を借りて、むさぼり読んでいました。
読み物としても面白く(事実は小説よりも奇なり)また深く納得がいく内容でした。
目を見張るような快進撃の事例にはどんな啓発書よりもワクワクさせられ、また狭く縮こまった自分の枠を広げてくれたのがビジネス書でした。手に取って読むまでは、ビジネス書の魅力を評価できていませんでした。
まだ読み残し(積ん読)本があるので、読むスピードを上げなくてはいけません。

ワクワクをひと段落させ、また文献を読み始めたのですが、これはこれでやはり面白いです。
自分の想像が単なる妄想ではなく、事実として証明できるのではないかと思えると、面白さが増してきます。
むろん、持論を支持するための文献を読んでいるのですからテンションもあがりますが、反駁できるよう持論を打ち消すような文献も読まなくてはいけません(ここでも、いかに自分がニュートラルな立場でいられるかを試されているような気がしてしまいます)。

そうしているうちに、自分が説明できなかった事象について科学的に(脳科学的に)それが証明されている文献を見つけました。脳画像解析データもあるようです。

「触れることでオキシトシンの分泌が促される」これについてはすでにたくさんの研究が行われ誰もが知るところとなり、マッサージでもエステでも足つぼでもその有用性が知られるところとなりましたが、ボディワークならではのソマティカル(身体―体性感覚的)な部分の研究はまだこれからという気がします。
こうした発見の楽しみがあれば、文字を読むこともそれほど苦痛には感じません。
ただ、時間が足りない…。

からだに直接触れなくても、親しい人とおしゃべりをするだけでもオキシトシンの分泌は促されます。
家族や恋人、親しい人となら、なんと電話での会話でも促されるそうです。コミュニケーションは大切!!そしてペットとのふれあいもオキシトシンを増やします♡

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<筋膜リリース コツのコツ> 3日間の週末集中コース − 日曜日
1月27日(日曜日)、2月17日(日曜日)、2月24日(日曜日)
10:00−17:00 (休憩1時間含む7時間)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
筋膜リリースの基礎を簡単に復習し、より効果的なテクニックを実現するための4つのメインテクニックの概要とコツをお伝えします。
第2回 2月17日(日曜日)10:00−17:00(休憩1時間含む7時間)
 午前テーマ:筋膜のとらえ方と圧の使い分け(筋膜リリース)
 午後テーマ:浅筋膜のリリース、および筋膜の硬縮、癒着、短縮の見つけ方
第3回 2月24日(日曜日10:00−17:00(休憩1時間含む7時間)
 午前テーマ:コンパートメントリリース(触察練習を含む)
 午後テーマ:全身リリースのためのリリース構成(どこから始めるか、どのテクニックでリリースするか。45分間のセッションを想定)
受講料:3日間連続参加/1日16000円X3日 合計51840円(消費税8%含む)
単発参加/1日18000円 合計19440円(消費税8%含む)
対象者:筋膜リリースの経験がある方ならどなたでも(初めての方はお問合せください)
〆切2019年1月20日(単発は開催日の一週間前)
<オープンパス身体教育研究所から修了証が発行されます>
"http://openpath.sakura.ne.jp/contact/contact.php"

2018年10月05日

だから、触察ができないとダメ

クライアントさんから、肩と背中と腰が痛いと言われました。
どんな順番で、どこを施術しますか?

オープンパスメソッド(R)はクライアントセンタードに徹するので、クライアントさんの主訴を大切に扱います。
主訴に挙げられた原因を突き止め、それを解消することがミッションと考えます。

肩、背中、腰、と言われたら、何筋をリリース(施術)しますか?
どうしてその筋肉を選択したかを、理論立てて説明できますか?

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この解剖図を見ていただけるとわかると思いますが、筋肉はとても複雑な構造になっています。
この解剖図が示すのはからだの背面で上部の一部のみ、主に表層で触りやすい筋肉群が左側に、それよりも一層程度ですが深層に位置する筋肉群も示されています。
簡易に示してくれている解剖学手引アプリでもこれだけの情報が掲載されいてるのです。
正味60分程度の時間内で、いくつもの課題が待ち受けています。

主訴を解決させる方法は、原因筋を特定することです
絶対的に効率的な方法は、痛みや不快感の原因となっている筋肉を「触察で」探し当て「触察を頼りに」リリースすることです。

一例を挙げると、肩こりといっても原因になる筋肉はいくつも考えられます。
表層にあり、後頭部〜肩甲骨〜脊柱に付着する僧帽筋なのか。
それよりも深層にある、肩甲骨から頸椎にかけて強く作用する肩甲挙筋なのか。
または胸郭(肋骨関連)の首から肋骨に関連している斜角筋軍なのか。
鎖骨と肩甲骨の両方に悪さをする可能性を秘める三角筋なのか。

触察ができれば、すぐにどの筋肉をリリースするべきか、リリース筋の関連でどの筋肉に影響が及んでいるかがわかります※
※私がロルファーの資格を持つことから、アナトミートレインという書籍に紹介されている方法を利用しているのかという質問を時々受けますが、アナトミートレインとオープンパスメソッド(R)とは何の関連もありません。

今日おいでいただいたクライアントさんは、肩がこるという主訴でした。
棘上筋(肩甲骨上部と腕をつなぐ筋肉)と三角筋前部(肩の丸みを作っている筋肉)の緊張が強く、関連して小胸筋(肩甲骨を前にひっぱって、いわゆる猫背にみせてしまう筋肉)が緊張していました。
伴い、胸鎖乳突筋(首の横から前にかけてある、大きな筋肉)の乳様突起付近に強い拘縮がみられました。
腹直筋の緊張と、骨盤(右側)の前傾、右大腿四頭筋(外側広筋)の緊張が顕著にありました。
もちろん大腰筋(腹部の深層筋)リリースの必要性もあり、自ら動いてもらいながらリリースを行いました。
このブログに記載しているのは、リリースした部位の一部でしかありません。

リリースしたところ、「ああー楽だー!ほんっとに楽、会社に行きたくないー!!」との嬉しい(?)コメントをいただきました。

教科書に載っている解剖学も大切ですが、手で触って確かめること、からだを全体的にみられる視野を養うこと、施術ではこれがとても大切なのだと思います。

今日は一日ずっと、楽しくセッションをしていた印象でした。
来てくださったクライアントさんから、たくさんの仕事のヒントをいただきました。
許可をいただけるようなら、ケースワークのようにしてブログに掲載できればとも考えています。

肩甲挙筋に関するopenpathmethodのYouTube画像のリンクはこちらです!!
https://www.youtube.com/channel/UCtNxD0uMG1_-g8wlysU0U0A/search?view_as=subscriber&query=%E8%82%A9%E7%94%B2%E6%8C%99%E7%AD%8B

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2019年、仙台、長野、群馬でワークショップを行います。
詳細はこちらのブログでご確認ください。

長野の締め切りは10月18日、仙台の締め切りは10月25日です。

「初心者を上級者に変える 筋膜リリース コツのコツ」電子書籍で発売中です。
こちらからダウンロードしていただければ幸いです。https://goo.gl/qHRsbd 

****斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
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2017年10月02日

肩関節周囲炎、痛いときのリリースはダメ

いわゆる四十肩とか、五十肩とか言われる症状は、正式には肩関節周囲炎と呼ばれますが、急性期にはかなりの痛みを伴う不快な症状です。
果たして肩関節周囲炎に筋膜リリースは有効か?
自分のからだを使って検証してみました。
レントゲンを取っていないのでどの部位に炎症があるのかは素人判断になりますが、自覚症状として関節包、腱板、上腕二頭筋短頭の腱に痛みがあり、三角筋前部、後部と棘下筋(とくにここ)は動きと共に痛みがでます。

小川氏にリリースをしてもらうこと約30分。
LRテクニックの疼痛解消法を利用してもらいました。
リリースにかかる時間は通常のジャンピングポイント(疼痛部位)の数倍の時間が必要だったようです。
横臥位の状態だと、疼痛部位を押されたときの痛みは軽減します。
組織にも柔軟性が戻ってきたようです(実感はあまりない)。
でも、立位でセッション前後の違いを比較するときにはビフォーよりも痛みが増している気がし、痛みの感覚はしばらく続きました。

炎症がある間は組織に刺激を与えるのは良くないのではないか?という結論になりました。

決定的な治療法がなく、完治までの期間も人により数か月から数年なのだそうです。
動かしながら可動域が狭くならないようにする方が良いとのことなので、腕立てなどして適度に動かしつつ急性期が去るのを焦らず待とうと思います。

筋骨格系は健康だと思っていたのですが、自己イメージの書き換えが必要な年齢になったようです。
足のけがも、良くなりかけのところを自己流にいじって後戻りさせてしまったので猛反省中です。

今日の画像はお土産集です。いただいた順に。
くださった方おひとりおひとりが、私にとってとても大切な人たちです。
いつもありがとう、そして今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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『カンタン!筋膜リリース全6回』http://baucafe.sblo.jp/article/180836371.html
2時間3000円で、明日から使えるテクニックをお伝えします。

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斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日となっております。
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