2021年06月26日

久々のブログ更新です

ただいま。


という気持ちで、このブログを更新しています。


長年継続しているブログをほったからしにしてありました。

メルマガに力を入れていたから、というのが一番大きな理由です。

特定の読者の方にしか届かないメルマガも、それなりにやりがいがありますが、ブログはもう16年ほどコツコツと続けてきたのだから、もっと大切にしなくてはと思いなおしました。


ツイッターは140文字で、端的なメッセージを届けるのに最適だと思います。

YouTubeは技術を確認していただくツールとして、編集などに時間と手間をかけています。

ブログはいまどき古い、instagramやtiktokで、気軽に手短かに情報を発信するのがよい、と言われているのは承知ですが、オープンパス(そして私自身)の考え方やこだわりなどを知っていただく媒体として、復活させました。

逆に、メルマガの発行日を月に2回程度にする予定です(新しく始めることが目白押しで、月3日はスケジュール的にタイトすぎることに気づきました)。


さて、7月は「触察ファーストステップ」そして「筋膜リリースコツのコツ」セミナーを予定しています。


「触察ファーストステップ」については「触察はやっぱり大切だ」と気づいてくださった方々を対象にしています。

触察のみならず、

・筋肉の働き

・姿勢や不具合との関連

・発生学的な考え方

・それぞれの専門分野に関わる知識

こうした事柄を含め、コンパクトにまとめました。


「筋膜リリースコツのコツ」は、筋膜リリースの基礎的な知識と技術を3日間にまとめました。

・筋膜の生理学

・リリースの感覚

・拘縮や短縮の見つけ方

・コンパートメントの見つけ方

・ツールの使い分け、

・関節感覚の援用(カウンターストレイン、ポジショナルリリースにつながります)

など、初心者向けながら、実践者であれば明日からすぐに使えるテクニックを集めたセミナーです。

続く「深部筋膜リリースセミナー」に参加希望の方にとって非常に理解しやすいコンテンツとなっていますので、ぜひ参加をご検討ください。

※深部筋膜リリースセミナーは8月開催予定です。



**斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内**

ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。


斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/

※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です

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2021年03月01日

3月は触察ベーシック2、コツのコツです

昨日、触察ベーシック1が終了しました。

今期は、バックグラウンドがそれぞれ異なる方々がご参加くださいました。
最終日の休憩時間に、参加者のみなさまとお話させていただいたのですが(私は通常、休憩時間は外に出てしまうので、これは本当に珍しいことです)、とても楽しかったです。
それぞれが生きてきた時間があって、ご縁があって、この時になっているのだなと思うと感慨深く感じます。
改まってお話する時間がなくても、相互にわずかながらでも踏み込んで知り合いになれる、ちょっとした時間というのはとても貴重だなと思います。

さて、3月は「触察ベーシック2」そして「筋膜リリースコツのコツ」が開催されます。

それぞれに特徴があるので、どちらにもご参加いただきたいのですが…
まずは「触察ベーシック2」について。

プロとしてお仕事するのに、精確な知識が欲しい方向けです。
プロなのに、ざっくりとしか相手のからだのことがわからないなんて、嫌じゃないですか?
解剖学用語で話せることと、実際に筋肉を触れることとは大きな開きがあります。
絵画について語れても、実際は描けない 美術家とでも言いますか…

そして、どこかで読んだような知識で語ることに、罪悪感を感じませんか?

触察ベーシック2は、触察のセミナーではありますが、それに留まりません。
解剖学的な動きを覚えたい
触察が動作(機能)と姿勢(構造)にどうかかわるのか知りたい
不快感と筋肉とのかかわりを知りたい
施術に関わる知識も吸収したい

こんか希望を持つ方向けに、たくさんトリビアを取り入れます。
そして人類学、認知心理学にも関わるコンテンツが含まれるので、「ボディワーク」へと歩みを進めたいと考えている方はもとより、自分の専門領域を深めたいと考えている方には最適なセミナーとなっています。どんな領域でも同じだと思いますが、基本は本当に大切です。

「筋膜リリースコツのコツ」について。
筋膜リリースをこれから行いたい人、もしくはご自分の知識をアップデートしたい方向けです。
筋膜をよりこまやかにとらえ、また関節マニピュレーションのテクニックも導入したので、筋膜のくくりを「大きく、そして微細に」考えたうえで施術した方向けです。
わかりやすく言うと、
他店の筋膜リリースと差別化したい方、
関節技も身につけたい方、
新しい筋膜の知識を知りたい方、
構造(姿勢)、機能(動き)を変化させる技術が欲しい方
脳神経への働きかけに興味がある施術者

向けの、筋膜リリースセミナーです。

「触察ベーシック2」セミナー ※締め切りは3月7日
https://peraichi.com/landing_pages/view/pal90
「筋膜リリースコツのコツ」※締め切りは3月10日
https://peraichi.com/landing_pages/view/fascia1


皆さまのご参加をお待ちしております。

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***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
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2021年02月15日

触察ベーシック1(骨指標)がはじまりました

さて、2日間で200か所の骨指標を触り分ける「触察ベーシック1」がスタートしました。

今回は、私個人の印象としては、導入部分が難しかったかも?

頭蓋骨の触察からはじまりましたが、頭蓋骨は骨の隆起がはっきりしない部分(縫合や上項線など)が多いので、初めての方にとっては「触れているのか?触れていないのか?」の判断が難しい部分でもあります。
今回は軸骨格の触察でしたが、本当は、付属骨格のほうが骨の隆起や膨隆などがわかりやすく、触察しやすく感じます。

筋肉の触察と骨の触察とを比較すると、筋肉の触察のほうがわかりやすいと思います。
筋肉なら、動かすことで触れているか触れられていないかがはっきりわかります。
骨指標はそうはいかず(骨指標は動きません)。
ただし、筋肉の知識があれば、そこに付着している筋肉を動かすことで正しく触察できているかが確かめられます。

メイン講師は小川隆之氏で、今回も「わかりやすい説明」と「わかりやすい図解」をたくさん用意していました。
単なる触察とせず、なぜその指標の触察が役立つのかを、多角的に(興味/職業別に)説明しました。
図解は触察を助けるもので、中でも脊柱の棘突起についての説明は、脊柱というわかっているようでよくわからない器官の触り分け演習を、簡単にしたのではと思います。

私はアシスタント(触察モデル、撮影、触察演習のアドバイス役)としての参加でしたが、こういう立場の参加より、フルに受講する立場として参加してみたいと思いました。

今期の特徴は、参加者の方の学び方が素晴らしいこと。
デモンストレーションを集中して見て、記憶し、記憶に基づいて触察演習をしていること。
これぞ、触察の学び方です!
体で覚える技術は、メモするよりも、見て覚えるのが一番です。
古い考えと思われるかもしれませんが、これには理由があります。
(長くなるので、この理由については機会があったら…私は着付けを学んだときに、見て覚えることの大切さを痛感しました)。

お説教臭くなりましたが、初日はみなさん集中して、また笑いも起こるようなリラックスした雰囲気で進みました。
次は2週間後です。
最終日になるので、小川氏としっかり打合せをして臨みたいと思います。


3月から開催の触察セミナー
○わずか9日間で90筋を触察する触察ベーシック1https://onl.tw/ZzUBiwU

3月開催の筋膜リリースセミナー
○筋膜リリースコツのコツ https://onl.tw/zyQn67Z


2021年セミナースケジュール
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