その中のお一人に、オイリュトミストの佐渡島明浩さんがいらっしゃいます。
オイリュトミーとは(wikiより)
オイリュトミー(Eurythmy)とは、オーストリアの神秘思想家、教育家であるルドルフ・シュタイナーによって新しく創造された運動を主体とする芸術である。ある種の舞踊ないし総合芸術、パフォーミング・アーツであるとも言われる。ギリシア語のευ(eu:美しい)、ρυθμός(rythmos:リズム)から名付けられた。まれに、英語読みの「ユーリズミー」と呼ばれることもある。意識と身体のギャップを埋め、言葉または音楽の力を全身の動きに変換し、内臓(ミクロコスモス)を動かすエネルギー、惑星(マクロコスモス)を動かすエネルギーを関連付ける。 また、言葉または音楽の持つエネルギーを身体表現によって具象化する。 子音や母音には、一つずつ動きが定められており、子音の動きと母音の動きを組み合わせることで、言語を立体的に表現することを可能としている。
芸術に対する佐渡島さんの、寡黙でいてなお燃えるような情熱は、佐渡島さんしか醸し出すことが出来ない独特の佇まいとリズムとに(ご本人の意思とは関係なく)立ち現われていました。
トレーニングが終了してからはなかなかお目にかかる機会もないのですが、先日「バイモーダルニューロン」に関する情報をweb上で探していたら、驚くことに佐渡島さんのブログがヒットしました。
『日々気づくこと―佐渡島明浩のブログです。』
一読してみて、このブログが解剖学の専門科でも治療家でもない、オイリュトミストの文章であることに驚かされます。
佐渡島さんの身体に関する洞察の深さ。
身体表現と、身体感覚に対する留まることのない気づきが克明に記されているこのブログは、身体の専門科であっても脱帽せざるを得ないほど緻密な観察日記になっていることを、ご自身で確かめてみてください。
2016年4月10日の日記
http://blog.livedoor.jp/sadoshima1980/archives/58136377.html
2015年11月30日の日記
http://blog.livedoor.jp/sadoshima1980/archives/2015-11.html
2015年8月25日
http://blog.livedoor.jp/sadoshima1980/archives/2015-08.html
如何でしょうか?
何かを突き詰めるという時の態度というものを教えられた気がします。
傍から見ると「教える立場」だとしても、こうした方々の前において、私は全くの無知です。
それを十分に知りつつ、その場その場で自分の立場をわきまえながらも専門性を高めていく、これが私の任務なのだと思います。
今日はお休みながらも、なんだか佐渡島さんに触発されてブログの更新をしてしまいました。
これをアップしたら、残された月曜日を本でも読みながら過ごそうと思います。

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