第一期から第八期まで、それぞれにグループの個性があります。
跳びぬけて「人間力」が高かった期もあるし、クラスとしてのトーンに良くも悪くも波が無かった期もあります。
講座に向かう気持ちが高まったり低まったりのグループダイナミクスがあることを考えると、どの期に参加するかによって、その後の人生に大きな変化があっただろうと思える方々もいらっしゃいます。
グループが一体になり、学びに対する意欲が高まったグループの特徴は「お互いに対する尊敬の念」がありました。
その期は触察のレベルも理解力も高く、質問も高度だったので講師側も気が抜けない期でした。
受講生の方はほぼ専門家で、その道ではかなり優秀で活躍もされている方が多くいらっしゃいました。
そのクラスでは、お互いがお互いを高めあうような行動が当たり前のように見られました。
おおざっぱな言い方ですが「社会人としての振る舞い」が身についている方たちの集まりだったので、そうした振る舞いが苦手な方でも自然と気遣いが生まれる雰囲気だったと思います。
業界特異の考え方からくる考え方の相違などもあったはずでしたが、対立は生まれず、むしろそれを問題定義の糧としている感がありました。
また、受講生全員が 講師を「先生」と呼んでくれることも、この期の特徴でした。
それ以外の期では、頑なに「さん」付けを通す方もいらっしゃいました。
講師側としては、「先生」だろうが「さん」だろうが全く構いませんが、受講生の方が、それによりご自分の立ち位置を示してくださっていることが強く伝わりました。
この期を一言で表すならば「大人期」と名づけるだろうと思います。
思い出に浸ってばかりはいられず、明日は第八期のトレーニングです。
最終的にこの期はどんな期になるのでしょう。
講師もグループのダイナミクスの大切な要素です。
それを忘れずに毎回の講座を丁寧にこなしていきたいと思います。

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