神経痛に近い痛みを感じるクライアントさんとのセッションで心がけるのは、クライアントさんご自身に痛みの場所を特定していただくことです。
私たちは権威者ではないので、こちらから「あなたはこうです」という決めつけは行いませんし、クライアントさんの意見や要望が何よりも大切だと感じるからなのです。
クライアント側とワーカー側の双方で作り上げるのがボディワークセッションなので、クライアントへの質問を厭いません。
その代わり、クライアントさんの意見を確実に反映するセッションをしなければ、ワーカーの質問は無意味で時間の無駄となりクライアントさんからの信頼を得ることができなくなります。
質問に基づいて確実な結果を出せるのであれば、クライアント側は「主訴を汲み取ってもらえた」満足感に加えて「症状が緩和した」喜びがあるし、ワーカー側は自分の知識とクライアントさんの主訴のすり合わせによって「クライアント参加型」のセッションを構成することができます。
双方にとって利点が多いセッションが出来上がります。
神経管のリリースで大切なのは、リリースする際に小さな動きをくりかえしていただくことです。
神経管を圧迫しているのは筋の過緊張であることは経験から実感があります。
リリースによって神経管を圧迫する深筋膜のリリースが起こることで、クライアントさんの痛みに関する訴えは驚く程に変化します。(小川氏のブログを参照ください)
ここのところ本業に関連する探求の時間が少なくなっていましたが、初心に戻ってクライアントモデルなどを募りつつ研究をしていきたいと思います。

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第八期オープンパスパルペーショントレーニングは2013年11月3日スタートです。
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