それでも、個人セッションはマンツーマンで、小川、斎藤がセッションルームをシェアして使うことはありません。
クライアントさんに「二人で使えばいいのに、もったいない」と言われましたが、セッションはセラピーではないもののセラピーの要素を含むものと考え、クライアントさんとワーカーが一対一でセッションできる空間を確保するようにしています。
パーテーションで区切ってセッションしようと思えばできなくもないのですが、もともとボディワークのセッションは、身体を「肉体」と限定せずに環境をも巻き込んで行う意識の元に進めるため、セッションのセッティングをとても大切に考えます。
また、「私が(行う、感じる)」の自我が過剰に以上に立ち上がらないためには、外部との接し方を、ワーカーが意図的にコントロールする必要があります。
本来的にボディワークは「一人称」ではなく「無人称」の時空間で行われる身体運動や動作であるため、なるべく自我を意識させるような環境にない方がよいと考えるのです。
同室のクライアントさんの話し声が聞こえたり気配が邪魔になったりして自我が必要以上に反応する空間は望ましくありません。
余裕がある空間で、他人の話し声が気にならず自分自身について話すことにも抵抗がない環境でセッションを受けられたかどうかが、セッションの結果に少なからず影響をおよぼします。
決まった日時のみしかセッションにおいでいただけないクライアントさんには大変ご迷惑をおかけしている次第ですが、何卒ご理解いただけましたら幸いです。

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僕が、クライアントでも隣に人がいたら、嫌ですもん。
隣左右されちゃいそうですし。。
クライアントも自分と向き合う時間ですしね。。
広いのは歩行分析し易いと思えばいいんじゃないですか?
まぁ、コストの問題はありますけどね。。
ご理解いただきありがとうございますm(_ _)m
クライアントさんとワーカーとの距離が縮まるほどに、空間の共有による相乗効果が高まると思うんです。
コストの問題はないわけじゃないのですが、でもワーカー側としても相互に充実感のあるセッションを提供したいですから、今までのスタイルでいいのかなーって思ってます。