その結果、48分の1秒というコマ送りよりもかなり遅い速度で記録されたフィルムで確認されたのは、話し言葉とからだの動きが平行して行われているという事実でした。
0.30秒を切る単語を発する間にからだのあらゆる部分はその音声要素の変化に対応するように動きの変容を見せたそうです。
コンドンは、発話者の音声と発話者のからだが同期する現象を「自己シンクロニー」と呼びました。
同様の変化は話し相手(聴き手)側のからだにも起こっていました。
話し手と聴き手は鏡に向かい合っているように同じような様相を呈しました。
コンドンはこのようなコミニュケーションを「相互シンクロニー」と名付けましたが、この現象は生後20分の新生児にも見られるそうです。
(参考文献:佐々木正人)
言葉は音声の連なりではなく、意味として伝わること(時間的成り立ち)よりも「コミニュケーションの場」において(空間的成り立ち)成り立っているとする説です。
何の意識もせず、反射的に話すという行為を行っていることが多いのですが、相手の方に伝わっているのは果たしてなんであろうかと考えさせられました。

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名前から連想されるもの
会社名から連想されるもの
知り合い関係の人か?
あやしい人か?等を
おそらく1秒もかからない速さで
判断しているのではと思うことがあります
以前お世話になった
講談社の人からいきなり電話がかかってきた時には
最初“香蘭社”と聞き間違い
10年以上前に披露宴の引き出物を頼んだところから
なんで今頃?と
やはり1秒ぐらいの間で
判断しようとしていた自分を思い出しました(笑)
視覚(認識)よりも0.6秒早く、ヒトは視覚に入った相手に対する好き/きらいを決めているようです。
不思議ですよね。
実際に場を共有している相手とは、ミラーリングのような不思議な共有体験を(意識的か無意識的にか)するようですが、そう考えると、やっぱり実際に会って時間を共有するのって、大切だなあーと思います。
Carolfingさんがいつも実践しようとしていることって、本当に意義があることですね。
どうぞ、今後も続けてくださいね!