2012年08月09日

『ボディワーク入門』とファシャワーク比較その1

読売文化センター恵比寿で第1、第3金曜日に行っている講座『ボディワーク入門』と、オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング(パルペーショントレーニング)の両方に参加してくださっている方たちがいらっしゃいます。
トレーニングの後でカルチャー講座に参加すると、リリースの手順や方法の違いに戸惑うことがあるようです。
どんな違いがあるか、一例を挙げてみました。

『ボディワーク入門』P102
<テクニック10/斜角筋のペア・リリース>
@受け手は椅子に座るか、床に腰を下ろしてください。与え手は、受け手の鎖骨の上側に手を置いて、軽く圧をかけます(図39)。
A受け手は、与え手が圧をかけた側と反対方向へ首をまわします(図40)。この間、与え手は圧を保持します。10秒ほど経ったら、与え手は手を離します。

オープンパスメソッド(R)によるファシャワーク
<斜角筋のペア・リリース>
@『ボディワーク入門』同様または背臥位。
A鎖骨の位置および胸鎖乳突筋の位置から鎖骨下動脈、腕神経を確認する。
B鎖骨下動脈、腕神経を避けて第一肋骨を見つける。
C第一肋骨上に前斜角筋を確認後、その後部に位置する中斜角筋を確認。
D鎖骨から第二肋骨を確認するか、胸骨角を指標として第二肋骨を確認し、付着する後斜角筋を探す。
E軽い強制呼吸を促すか、後斜角筋については後頭部を軟らかくマッサージテーブルに沈める。
Fワーカーはクライアントの僅かな動きを利用し各筋の起始から停止までリリースを行う。

このように、オープンパスメソッド(R)は手順が細かく、動きの誘導(ムーブメント)でも僅かな動きを要求します。

『ボディワーク入門』は一般の読者の方を意識しましたが、トレーニングでは終了後にすぐ実践できるテクニックであることが最優先です。
目的の違いがテクニックの違いとなっているのですが、どちらも使いこなせれば、クライアントさんに合わせてセッションの幅が広がると思います。

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