2012年08月03日

腕のセッション

クライマーの方から問い合わせがあり、再びクライマー向けのセッションを期間限定で行おうと企画しています。
先駆けて、知人のクライマーにモデルになってもらいモニターセッションを行いました。

前腕がパンプ(常に筋肉が緊張しているような状態)し、肩が上がらないという主訴に沿ってセッション構成を考えました。
もうひとつ「皮が動かないような気がする」とのコメントをいただきましたが、こうしたコメントをクライマーの方から聞くのは初めてです。

全体の状態を観るための触察をしたところ、確かに浅筋膜の動きが悪く、無理に動かすと深筋膜も巻き込むような動きを見せました。
仰臥位では三角筋前部に強い緊張が見られ、側臥位で大結節付近に緊張を見つけました。
小円筋または棘上筋のリリースが必要かと思われました。
ローテーターカフ、そしてそれを覆う三角筋が肩の可動を狭くしているようです。
手掌が収縮し手首の関節が軽く屈曲したまま、前腕はパンパンに張っています。
掌は浅指屈筋や深指屈筋他、細かい筋群の緊張が見られました。
もちろん胸部もセッション範囲に含めたいところですが、範囲を限定してリリースを行うために頸部〜手掌部のみ観察を行いました。

両腕の手掌から頸部のリリースを90分で行うためには主要筋を効率よくリリースしなくてはならず、少々頭を悩ますセッションではありましたが、肩の可動域が広くなり、握る力が戻り、硬く緊張していた前腕に弾力がでました。

こうしたセッションは、10回をかけて行うロルフィングのセッションでは早急な対応がしにくい難点があります。
また、ロルフィングでは手腕のリリースは個別には無く、第五セッションのレシピに組み込まれています。(少なくとも、トレーニングではそう習いました)

そうした場合には、オリジナルのオープンパスメソッド(R)で対応することがほとんどです。
単発で受けられ、クライアントの主訴に対応できるセッションです。
腹部が出る服装、という規定がなく着衣(Tシャツやタンクトップ、長そでTシャツでも可)で受けていただけるので、気軽に申し込みをしていただけます。
9月には、クライマー向けの期間限定セッションを行う予定ですので、どうぞブログをチェックしてみてください。


climbing.jpg
この記事へのコメント
10セッションは、結構費用も時間も勇気もいるから、こういうのはいいですよねー
Posted by ばね at 2012年08月04日 13:24
クライアントさんのニーズに合わせてセッションを構成していく必要があるということは常々思っていたのですが、自分の持っている「枠」に囚われていて、なかなか実行できませんでした。

自分の主張も大切にしたいけれど、誰のためのセッションかと考えると、やっぱりクライアントさんのためのセッションなので、「これが○○流」「○○式はこれが基本」にガチガチに固めず、緩やかにやっていける環境に居たいなーと思うようになりました。

まだまだ譲歩と我の強さとのバランスが完璧ではないのですが、軟らかく対処していくことが今後の理想です。
このあたりは、ばねさんをお手本にしたいところです。
Posted by 瑞穂 at 2012年08月05日 01:59
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