2012年07月21日

触察と空間把握、クオリア

第六期オープンパスパルペーショントレーニングからの覚え書き(小川隆之氏によるもの)
解剖学書に頼らないよう、というアドバイスです。

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視覚空間
触運動覚空間

→認知過程(神経伝達)が異なるので、視覚像(テキスト、解剖学書)に頼って触察すると
触察技術の上達が遅れる→触運動覚空間を自らの内に発展させるように努めてください。

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触察を重ねて得られる「これだ」という感覚は、クオリア(感覚のモダリティー)に繋がります。
それは、ワインのラベル(ナッツの芳醇な香りと…)と実際のテイストとの違いにも似て、体験を以てして初めてマッチングや反論ができ、また個人の感覚として言葉にならない質(クオリア)として残るものなのだろうと思います。

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