習慣的な動作を改善するときには、筋感覚的運動イメージ(kinesthetic motor imagery)を用いると有効です。それは筋感覚を伴った動作遂行のイメージです。要するに、動いている自分を内側から、つまり主体的にイメージすることです。
また筋感覚的運動イメージは、習慣的な動作の改善だけではなく、新たに複雑な動作を習得するときに用いても有効です。動作の複雑度が高く、そのイメージが上手く描けない場合には、動作を単純な要素に分解するとよいでしょう。
『これがボディワークだ 進化するロルフィング』p128 日本評論社
