A.それは、動かす部位への意識が高まり身体図式がクリアになるからです。
受容器が働いている(感覚がある)身体の各部位、各部位どうしのつながり、身体全体の印象、身体を動かしたときの運動情報は脳に蓄えられます。
それを元に運動(動作)が行われるのですが、運動が行われる以前にイメージ(運動企画)が必要です。
このイメージ(運動企画)に欠かせないのが体性感覚によって作られる身体図式です。
身体図式は触覚、固有受容覚、前庭からの情報が組み合わさって形成されています。
ムーブメントの時に手を添えてもらうことにより、触覚刺激から身体図式が作られるため、動かしやすくなります。
能動的に身体を動かすことにより、中枢への働きかけが行われますので面倒がらずにムーブメントを行ってみてください。
将来ボディワーカーになりたい希望をお持ちのクライアントさんからのご質問でした。
