2012年03月06日

ロルフィング/姿勢と構造

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「構造への道のり」

構造とはなんだろう、それはどんな見え方をするものなのか?
私はそれに何を求めて、それをどうやって意識したらいいのだろう?
一般に構造は、人間の構造に特定して話される。機能とは何か?
そのメカニズムはなんだろうか?どの程度、人間はそれを修正していけるのだろうか?

最初に挙がる質問は、「構造とは何か」だ。
全ての物質における構造とは何だろう?
人間にとってそれは姿勢を意味しないのにも関わらず、多くの人々が、このことばを
同義語だと考えているように見える。
からだの身体的構造を変化させた場合、どの部分が修正され、その影響は何だったの
だろうか?

語源的に、「姿勢」という言葉は構成の位置という意味を含んでいる。
この言葉の語源はラテン語のポネレ「位置させる」に由来する。
現在分詞のポジティウムは「位置させられた」という意味だ。
それが人間に適応されたとき、姿勢とは何か位置させられたものであり、構造的にも
本来的にも見合わない空間に、無理やり配布されたイメージを含んでしまう。

いずれにせよ、それが平面であれ、三次元的であれ、生体であれ、動きを持たない
ものであれ、構造とは関係性を示す。
生きているからだと、力と力の対応による強烈なエネルギーや、エネルギーの枯渇の
表現だ。
それは、三次元の物質的世界の表れであるともいえる。
人間は、物質世界の法則につかさどられる生き物であるように、エネルギーの法則にも
司られている。
人間の身体、建築物、自動車、飛行機、そして三次元的世界に存在する全ての物質は、
そのメカニズムと調和して構造立てられている。
この、根本的な物理学的細分、地球のエネルギーフィールドは、地球の重力空間
(重力フィールド)、もしくは“物質粒子”と呼ばれるものや、その集合体の影響に
関与を受ける。
物質の集合体は、全て、あるレベルのエネルギーの証明である。
生命を持つ有機的な物質は、対となる無機的な物質と比較して、より強いまたは
より明白なエネルギーフィールドの結果である。
恐ろしく力を持つエネルギーフィールドを持つ地中の重力は、より小さな有機物の
集合体を強化することも出来るし、破壊することも可能だ。
それは、空間における二つの物体の相互的な関係に依って決定付けられる。
分節構造として集合した個々の部位が、対照的でバランスの取れたものであれば、
地球の重力の影響は少なくなるだろう。


アイダ・ロルフの著書 "ROLFING"からの抜粋です。
経緯は前述したとおりです。
チャプターなどは調べればわかりますが、残念ながら本日はそこまでの余力はありませんでした。
長文になるのを避け、一部を掲載しました。


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posted by MSaito at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ロルフィング
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