オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニングの裏話になりますが…
トレーニングの後半は、一般の方にご協力いただき臨床セッションを行います。
セッション終了後には評価表にセッションの感想をご記入いただいています。
点数式で採点していただく部分と、自由欄に感想を書いていただく部分があります。
興味深いことに、自由欄の記述と評価の点数に差があることが多いのです。
「とても気持ちが良かった」と自由欄にかかれている場合でも、10点満点の半分以下だったりということもあります。
逆に自由欄のコメントが辛口でも、全体の評価が高い場合もあります。
また、セッション後のフィードバック(ワーカー側がセッションについてのコメントを行う)の時間には再度のセッションを望むようなクライアントさんの言葉やワーカーへの賞賛の声なども聞こえてきますが、これも評価表には反映されないことが多々あります。
点数式の解答欄は具体的な質問になっているため、厳密に採点しやすいのかもしれません。
ですが…
私自身がクライアント役として評価表に記入をした回があり、その際に気づいたことなのですが、点数で評価をする際には言葉で評価をするときと少し違った思考が起こるようなのです。
思考と呼ぶにはふさわしくない、内的な感覚と呼んでもいいかもしれません。
内臓感覚を数字にすり合わせていくようなパズリング感覚があり、経験とマッチする数字を選ぶ方が、体験を言葉にするよりもより高い感度で評価ができているように感じました。
これはあくまで私個人の経験なのかもしれませんが、人間の気持ちは数値化できないとする定説に疑問を抱いた瞬間でした。
数字や数値は決して無機質ではなく、感情と親和性があるものだと驚きを感じました(ちょうど音階のように)。
巷にあふれる口コミ情報は、こまごまと書かれた文章を読むより数字を信頼する方が良いのかもしれません。
2月26日(日)オープンパス認定ボディワーカー養成トレーニングのデモンストレーションを行います。デモンストレーション見学希望の方、トレーニング資料をご希望の方、お申込みはこちらでお願いいたします。
2012年02月19日
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