2012年02月02日

ロルフィングとオステオパシー

『患部ではなく構造を治療する』

 彼女は、身体の見方を改めました。「構造が機能を決定する」というオステオパシーのセオリーを取り入れることで、「幹部に焦点を当てた治療」という、これまでのスタイルを捨てました。
 ここでいう「構造」とは、身体部位間の関係性のことです。上腕から肩甲骨、胸郭、脊柱、仙骨、腸骨、大腿骨と、個々の関係性は全体へと連鎖していきます。ですから、構造を見分けるためには、全身を視野に入れる必要があるわけです。そして、この「構造」を支持している器官が「筋膜」です。筋膜についてはSection4の2で改めて述べますが、その組成によって、容易に変化するという特徴があります。


『これがボディワークだ 進化するロルフィング』P26 日本評論社

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posted by MSaito at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ロルフィング
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