
オープンパス認定ソマティカルワーカー養成トレーニングに向けてのテキストを書き始めました。
そのうち、そのうち、と言いながら、なかなかエンジンがかかりませんでした。
昨年2010年7月に提出した修士論文が下地になれば、と読み直しています。
題目は『身体表現者のための身体内感援用法』で、副題が『ソマティクスの再定義と拡張』です。
「内観」ではなく「内感」としたのはいわゆる瞑想法のように静止した状態で「観察」することを意図したくなかったからで、動作においての感覚(キネシス)を強調する意味を持たせました。
また、オートポイエーシス理論(理論ではない、とお叱りを受けそうですが)の河本英夫先生の影響も大いにありました。
東洋大学の教授である河本先生は立教大学でオートポイエーシスの講義を行っており、その理論の不可解さにも関わらず(だからこそ、とも言えそうですが)魅了され、たばこ休憩中の教授にあれやこれやと不躾な質問をしましたが、思えばあの時間はとても貴重で楽しいひと時でした。
昨年3月に行った「ティーチャーズインテンシブ」セミナーの内容にも手を加えたいと考えています。
ソマティクス(言葉で動きを誘導し、動きを洗練させたり無駄な動きを省いたりする身体操作)に興味をお持ちの方たちに、ソマティクスの面白さをお伝えできるような内容のテキストにするにはどうしたらいいのか、手探りながらもこれまでの経験や学びを通じて知ったことなどを言葉にしています。
グループでの誘導や個人セッションなど、状況に応じてセッションを構成できるような資料をがんばって作ろうと思います。
2012年4月7日スタートのオープンパス認定パルペーショントレーニング修了者の方で、一定の条件を満たしていれば、どなたでも「オープンパス認定ソマティカルワーカー養成トレーニング」にご参加いただけます。
開催は2012年の冬、もしくは2013年初旬を予定しています。
オープンパス認定パルペーショントレーニングの詳細を記載した資料が完成しました。
資料請求用フォームはこちらです。http://openpath.sakura.ne.jp/form
即日資料を発送させていただきます。
ご参加をお待ちしております。