2012年01月21日

腕を上げやすくするテクニック

本日の読売文化センターでの『ボディワーク入門』講座のテーマは「腕を上げやすくする」でした。

カルチャー講座はなるべく解剖学用語をつかわず、また詳しい触察を省きながらも効果を出す方法をお伝えできるように工夫をしていますが、今日も解剖学用語は最小限に、簡易な触察法を使いながら、小胸筋、大胸筋、肩甲下筋、前鋸筋、広背筋のリリースを行いました。
手を置く位置や角度が正しければ、手は筋肉へ導かれていきます。

ストラクチュアル・インテグレーション(ロルフィングやシンインテグレーション)のセッションで行うムーブメント(リリース中にクライアント側が行う動き)は筋をストレッチさせる動きが多いのですが、触察を活かし、構造、機能を改善させるためには解剖学的な筋の機能を理解している必要があります。カルチャー講座で練習していただくのはこちらの解剖学を基礎としたムーブメントです。

ペアになっての実技練習では、大胸筋、小胸筋をリリースする頃にはからだに変化が起き、片側の対象筋をすべてリリースする頃には、セッション前後での違いをはっきりと感じてくださっていました。
今日は人数が奇数だったので、受講生のTさんとペアを組ませていただきましたが、セッション後には曲がっていた肘がまっすぐ伸び、耳の脇に腕が上がるようになりました。リリースした側の肩が軽くなり、腕が長くなり、上手にリリースが行われるとこんなに楽なのかと実感しました。

次回はどの部位にしようか、今から楽しみです。

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今日は都内も横浜も雪、雪でした。
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