今回は、私個人の印象としては、導入部分が難しかったかも?
頭蓋骨の触察からはじまりましたが、頭蓋骨は骨の隆起がはっきりしない部分(縫合や上項線など)が多いので、初めての方にとっては「触れているのか?触れていないのか?」の判断が難しい部分でもあります。
今回は軸骨格の触察でしたが、本当は、付属骨格のほうが骨の隆起や膨隆などがわかりやすく、触察しやすく感じます。
筋肉の触察と骨の触察とを比較すると、筋肉の触察のほうがわかりやすいと思います。
筋肉なら、動かすことで触れているか触れられていないかがはっきりわかります。
骨指標はそうはいかず(骨指標は動きません)。
ただし、筋肉の知識があれば、そこに付着している筋肉を動かすことで正しく触察できているかが確かめられます。
メイン講師は小川隆之氏で、今回も「わかりやすい説明」と「わかりやすい図解」をたくさん用意していました。
単なる触察とせず、なぜその指標の触察が役立つのかを、多角的に(興味/職業別に)説明しました。
図解は触察を助けるもので、中でも脊柱の棘突起についての説明は、脊柱というわかっているようでよくわからない器官の触り分け演習を、簡単にしたのではと思います。
私はアシスタント(触察モデル、撮影、触察演習のアドバイス役)としての参加でしたが、こういう立場の参加より、フルに受講する立場として参加してみたいと思いました。
今期の特徴は、参加者の方の学び方が素晴らしいこと。
デモンストレーションを集中して見て、記憶し、記憶に基づいて触察演習をしていること。
これぞ、触察の学び方です!
体で覚える技術は、メモするよりも、見て覚えるのが一番です。
古い考えと思われるかもしれませんが、これには理由があります。
(長くなるので、この理由については機会があったら…私は着付けを学んだときに、見て覚えることの大切さを痛感しました)。
お説教臭くなりましたが、初日はみなさん集中して、また笑いも起こるようなリラックスした雰囲気で進みました。
次は2週間後です。
最終日になるので、小川氏としっかり打合せをして臨みたいと思います。
3月から開催の触察セミナー
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2021年セミナースケジュール

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