2020年11月07日

身体教育を再考する(メルマガより抜粋)

ブログの更新の頻度が減っていますが、メルマガは地道に続けています。
毎月5が付く日(5日、15日、25日)に発行しています。

先日送信したメルマガは、「身体教育」っていったい何だろう?がテーマでした。
その疑問に、自分なりに向き合ってみたその答えのようなものを書いてみました。
以下、一部を抜粋しました。

somatical education(身体教育)の前に感覚教育があるべきとオープンパスでは考える、そんな内容です。

:::::::::::::::

【質問。すぐに答えらえますか?】
Qボディワークってなんですか?
Q筋膜リリースって、本当に効くんですか?
Q腰痛で困っているので治療してもらえますか?
Qセッションは誰でも受けられますか?
Q何度くらい通えば治りますか?


【立場による答えの違い】
上記の質問に対する答えは、何を目的にしてどんな考え方で行うのかで違いが出ると思います。

特にボディワーカーは、自分と他の技術との違いをしっかりと言語化できなくてはいけないと思います。
そのためにはどうしても消去法(〜でなない)のアプローチが必要になります。
例:
マッサージではない
治療ではない
リラクゼーションではない

そうすると、何が残りましたか?


【身体教育って何?】
ボディワークとは身体教育である、そうした説明をよく聞きます。
でも、ボディワーカーと名乗る人たちのサイトをのぞくと、身体教育的な施術を行っている人はほんの一握りです。

身体教育って、何だろう…
あたらめて考えました。
わたしたちオープンパスは、ここのところ
「ボディワーク=身体教育」の概念とは
少し異なる考えを持って活動してきました


身体教育って何だろう…

【自分が自分の教育者となる】
拙著「これがボディワークだ」にはこんなことが書かれています。

『…体験学習とは「学び方を学ぶという学習方法であり、体験学習の心得は「自分が自分に対して教育者の立場をとる」ことであると述べています。
ロルフィング・セッションにおいて、特にそれが身体教育を目指すものであれば、学習者であるクライアント
に対し、彼女の言う体験学習が期待されます。
そしてそのとき、ロルファーは「もう一人の」教育者として、クライアントの学習を援助することに徹しなければなりません…』

自分が自分に対して教育者の立場を取ることができるよう手助けをして送り出す。
ボディワーカーにとって、ここが重要です


【教育するのは身体なのか?】
somatic(somatical) education
これを日本語に訳すと
「身体教育」となります。

数多くのセッション、触察セミナー、そして筋膜リリースのセミナーを通じて強く感じるのは、巧緻運動というのは「身体」の技では決してない、という事です。

施術、触察セミナー、筋膜リリースの技術、この3つは全く異なるシチュエーションで異なることを行いますが、根底にはボディワークにとってとても重要な要素が隠れています


ボディワークに関わる全てのことは、
身体教育というよりはむしろ、

感覚の教育である

そういう確固とした確信があります。

これらの感覚の使い方を伝えずして身体教育はありえません。
ボディワークは単なる運動学習ではありません。

増してや不快感の改善を求めていらっしゃるクライアントさんにとって、身体教育といってもピンと来ないはずです。


【感覚を教育するくふう】
実際のセッションと、机上の理論との間には、いつも相容れない亀裂があります。

そうありたい理想と現実とが乖離し、そのギャップに悩むことも多いのですが、ボディワーカーとしての自分はいつも
「感覚主義でありたい」
と願い、それを念頭に施術を行っています


クライアントさんの感覚を高めるための手段はいくつもあります。
そのひとつが「快」の感覚であればそこを入口として使い、感覚の幅を広げていくことができます。
それはただ単に、気持ちよさを感じてもらうことに留まりません。
快不快を感じてもらう事と同時に、その感覚についての主観性と多様性を感じてもらい、それをソマティカルに(身体的な規則性に)落とし込んでもらう事が最終目的となります。

触察セミナーは、まさにこうした
「感覚」
を高めつつ触察の技術を磨くセミナーだし、
筋膜リリース関連のセミナーには
「快」
にクライアントさんを導く工夫を
詰め込みました。


オープンパス認定ファシャワーカーのセッションを受けていただければ、感覚を磨くセッションであることがご理解いただけると思います。
文章だけでは伝わらない部分もたくさんありますので、お時間を作ってぜひ体験をしてみてください。



『筋膜リリースコツのコツ』11月21日からスタートします。
11月21日(土曜日)、12月5日(土曜日)、12月19日(土曜日)全3回。
オープンパス新宿オフィスにて11:00−17:45 開催します。
詳細はこちらのランディングページにてご確認ください。

https://seminor.openpathmethod.com/

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***斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
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posted by MSaito at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般
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