どのご質問も的確で、フルにお答えしたいのですが、その時間が取れません。
大枠で説明しても分かりにくく、しかもご質問の核心部分にお答えすることが出来ないのです。
筋膜を面でとらえてのリリースは特に、実際の体験が無いと、実感、納得はしづらいので、言葉で伝えるこちらも歯がゆく感じます。
オンラインでリリースの動画を見ていただいても、6、7割がた理解できるかどうかというところでしょうか。
『筋膜リリース コツのコツ』では、こうお伝えしています。
”圧をかけるときはからだから圧を届けましょう。
手だけで圧を加えると、圧が深くなり筋膜の層をとらえ逃してしまいます。
指先のみに圧をかけると、ピンポイントで圧が深まり、筋膜の層より深い部分に圧が逃げてしまいます。
筋膜リリースで利用する手技のツールには、手掌や指先、前腕や肘などさまざまありますが、どの手技のツールを利用していても、施術者の「 手先・指先」ではなくからだの重さと方向性を利用して圧を「届けて」い ます。
筋膜をリリースしたい方向に「送る」ためには、ご自分のからだを少し浮かしたり、腰を落としたり、足に重心をかけたり、体幹を傾けたりしながら適切な圧を筋膜に加えます。
「届ける」はもしかしたら抽象的な表現かもしれませんが、圧は「届けるもの」という意識を持ってみてください。
そうすれば、筋膜の変化に柔軟に対応しながら進行方向へと圧を送ることができます。
筋膜がリリースされると、圧をかけた手は進行方向へと僅かに移動します。
強圧をかけると、その移動がわからなくなってしまいます。
筋膜が移動する感覚を体験すると、強圧で強引に筋膜を強圧で強引に筋膜を引っ張ったり押したりすることは できなくなるはずです。”
(Kindle の位置No.520-522)『初心者を上級者に変える 筋膜リリース コツのコツ』
このブログでも何度かお伝えしていますが、筋膜の層に合わせた圧を使い分けることにより、望む結果を出しやすくなります。
そして「快適な圧」と「侵襲的な圧」の使い分けも簡単にできるようになります。
「どのくらいの圧」という質問をされるのであれば「どの層をリリースしたいのですか、どういった目的をもってリリースしたいのですか?」と、逆に質問しなくてはお答えできないのです。
だから5分間の休憩の間には到底伝えきれないのです。悪気はないのです。ゴメンナサイ。

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