寝る間も惜しんで仕事をしていた頃は、1/4くらいの割合でロッククライマーのクライアントさんがおいでくださっていました。
そのころは、わたし自身もクライミングに気持ちも時間もかなり、費やしていました(楽天ブログにもその片鱗はみえかくれしますが、こちらをご覧ください)。
頚椎症がひどくなり、今はクライミングをしたくてもできない状態ですが、夢の中では、それはそれは優雅にボルダリングしている夢を見ます。
現在は、職業の特定なく、いろいろな方々においでいただいています。
さて、先月の症例になりますが、趣味ではあるけれど、かなり真剣にボルダリングをしているクライアントさんからの主訴です。
<主訴>手の指を伸ばし気味の状態で何かをつかもうとすると、親指の付け根が痛いんです…
詳しく伺うと、いわゆる「ピンチ」をしたときに強く出る、とのことでした。
そこで、親指を動かす筋肉、それに関連する前腕の筋肉と痛みの原因筋を探ってみたところ、どうやら母指対立筋が痛いらしいのです。
母指対立筋の触察はできますか??こちらを参考にどうぞ。
症状は、母指対立筋のリリースだけで収まらないのは当然です。筋肉は共同して作用しているのですから。
小指対立筋はこちら
前腕の脇にも痛みというか違和感があって、自分で押していたという訴えでしたが、小指対立筋の停止をわずかに外れて豆状骨に付着している尺側手根伸筋に不具合が見られました。
この一連で、原因筋をリリースしていきました。
翌月きてくださったときには「全然いたくなく登れました!!」とのフィードバックをいただきました。
でもそれに気を良くして、また課題が変わる(クライミングウォールは、設置されているホールドの位置が定期的に変わります)ので追い込んだ様子で、またもセッションし甲斐のある様子でおいでくださいました(笑)。
ここのところ、触察が大切!!というお話をしていたのは、単なる宣伝文句だと思っていた方もいらっしゃるかもしれません。
その考えを今一度リセットして「これから数十年も施術していくにあたって、自分にとって有益な技術は何か?」を考えていただきたいと思います。
触察って、本当に、必要ないのでしょうか?
「うむ、触れば不具合がわかる、それ以上は必要なしだ!!」で、この先、ご自分が納得できますか?
今日はちょっとだけ、主張が強いブログにしてみました。
***新しい内容で、触察セミナーが開始します***
触察ベーシック1(骨格の触り分け・12時間)
概要:触察の準備、軸骨格、上肢骨格、下肢骨格の触り分け
日時:日曜クラス/2019年7月21日(日)スタート(6時間X2日間のセミナー)
水曜夜間クラス2019年7月17日(水)スタート(3時間X4日間のセミナー)
場所:東京都新宿区西新宿(新宿公園近く)
主催:一般社団法人オープンパスメソッド協会
参加費用:60,000円+税 別途 入会金6,000円(税込み)
触察ベーシック2(主な筋肉の触り分け・54時間)
概要:施術やティーチング、トレーニングに必要な主要90筋と骨指標、血管、神経
日時:日曜クラス/2019年8月4日スタート(6時間X9日間のセミナー)
水曜夜間クラス/2019年9月4日スタート(3時間X18日のセミナー)
場所:東京都新宿区西新宿(新宿公園近く)
主催:一般社団法人オープンパスメソッド協会
参加費用:270,000円今期のみ220,000円+税
別途 入会金6,000円(税込み)Basic1参加者は不要
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※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
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2019年06月30日
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