2019年05月24日

触察ファーストステップ/胸鎖関節から肩峰まで

今日は「触察ファーストステップ」第三回目でした。
触察部位は「上腕、前腕の筋肉」でしたが、骨指標を詳しく触察したので、上腕の筋肉のみの触察となりました。

触察した骨指標は
〇鎖骨
〇胸鎖関節
〇肩鎖関節
〇肩峰(肩峰角)
〇烏口突起
〇小結節
〇大結節
〇結節間溝
この8指標です。

骨指標は骨だし、出っ張っているし、硬いし、楽に探せる!そんな風に私も思っていました。
… そんなに楽には探せません。

今日いただいた感想は
「鎖骨は思っていたよりも長い!」
「肩鎖関節は思っていたよりもずっと後ろにある!」
「肩峰と上腕骨のすき間が見つかりにくい!」
「小結節って、こんなに内側(胸の近く)にあるんですね?」
「烏口突起が埋もれてわからない」

などなど、本気で触察をするときにぶち当たる壁に、ちゃんと(?)当たってくださっている質問が続出しました。

そうなんですよ、一筋縄ではいかぬのです。

鎖骨を触察するときのコツは、
□鎖骨の上を触るときと、下を触るときでは違う意図をもって触ること。
□肩鎖関節を見つけるためには鎖骨を根気よく、最後まで辿ること
□肩峰か上腕骨かが分からなくなったら、動きで確認すること
□小結節ー結節間溝―大結節を触るための姿位を、初めからきちんとキメておくこと
□烏口突起は手に硬い骨組織が触れたら、その後でちゃんと尖端などの「形」も確認しておくこと(筋肉の付着を確認することが大切です)

ちょっとしたコツをつかめば、触察は、あっという間に上達します。
ご参加の方の許可が得られたので「鎖骨〜胸鎖関節〜肩鎖関節〜肩峰」の動画をアップいたします(Mさん、どうもありがとうございます!!)。


iphoneでの撮影なので、音声が小さいです

もともと解剖学の知識がある方でしたが、勘が良くあっという間に演習をご自分のものにしていらっしゃいました。

さて、7月からは、パルペーションインンテンシブセミナーのスケジュールが大幅に変わります。
また、「筋膜リリースコツのコツ」を再び開催いたします。
近日中にお知らせをアップできると思いますので、今しばらくお待ちください。

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ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。※2019年3月はセッションスケジュールをアップしてませんので希望日をお知らせください。
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posted by MSaito at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般
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