2018年12月13日

大腿四頭筋の触察はホントは難しい

昨日の12月12日はパルペーションインテンシブセミナー夜間の第11回目でした。

今回の対象筋は、臀部外旋六筋(でんぶがいせんろっきんと入力すると、臀部外旋ロッキンと変換します。ロック魂が疼く)のうちの上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋でした。

上記3筋の指標となり得る梨状筋と大腿筋膜張筋を、前回の演習で触察していたので、復習を交えての触察演習となりました。
多くの解剖学書では、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋をひとつの筋として触察する方法は記載されているのですが、オープンパスでは一緒くたにせず、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋を骨指標からきっちりと触り分けします。

触察のコツをお伝えすることはできますが、筋肉の機能をわかりやすく説明したり、その筋が関わる別の筋との関連などを説明したりするのはなかなかに難しいです。
メイン講師の小川氏にはなかなか追い付けません。
触察できることと、わかりやすく説明できること(伝えること)は全く別物で、触察ができたからそれを教えられるかというとそうではなく、本人の努力次第だということを痛感しています。
講義の良し悪しで触察がしやすくなったり難しく感じたりするのです。
触察の対象となる筋肉の知識があった方が触察がしやすくなるから不思議です(経験上、なぜかそうなのです。脳内で情報のマッピングがうまくできるからでしょうか)。

例えば、昨夜の対象筋だった大腿四頭筋の中間広筋、外側広筋の斜走部と膝関節を安定させる働きを理解すれば、外側広筋斜走部の位置が理解しやすくなったかと思うのです(大腿四頭筋の斜走部を触察するのも、オープンパスならではです)。

触察が難しいのは当たり前ですが、高い山こそ登りたいという方、ぜひパルペーションインテンシブセミナー参加をご検討ください。




仙骨周辺の骨指標(坐骨棘、転子窩、転子間陵)、仙結節靭帯、坐骨神経を含む指標(ホントに大切!!)を捉え、臀部外旋六筋の一部(主に上双子筋)の触察を行っています。是非ご覧ください。

《現在受付中のセミナー》
<筋膜リリース コツのコツ> 3日間の週末集中コース − 日曜日
日時:1月27日、2月17日、2月24日(日曜日)10:00−17:00 (1時間の休憩を含む6時間)
3日間の内容詳細はこちらの過去ブログをご確認ください。
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
場所:オープンパスオフィス(新宿区西新宿/中央公園近く)
受講料:3日間連続参加/1日16000円X3日 合計51840円(消費税8%含む)
単発参加/1日18000円 合計19440円(消費税8%含む)
【〆切】1月20日(水曜日) 単発参加者の方で、12月26日までにお申込みくださった方には振込手数料をオープンパス負担とさせていただきます。

【お申し込み先】
http://openpath.sakura.ne.jp/contact/contact.php に必要事項をご明記の上、お申し込みください。
タイトル「筋膜リリース コツのコツ」を忘れずに記してください。
※24時間以内に返信が無い場合は、メールが届いていない可能性が非常に高いです。ご面倒ですが、再度のお問い合わせをお願い申しあげます。

皆様のご参加を楽しみにお待ちしております!

****斎藤個人セッションのお申込み、新宿オフィスアクセスのご案内****
ご希望のセッションと、ご希望日を第三希望までお知らせください。
申し込みフォーム http://www.rolfingopenpath.com/contact-w79gg
斎藤瑞穂公式サイト http://www.rolfingopenpath.com/
※日曜日は講座のためセッションはお休み、月曜日は定休日です
*********************************************************


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185188955
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
QRコード