2018年10月27日

ポジショナルリリース(受講生になりました)

昨夜、10月26日に開催された、オープンパス主催の講習会は、受講生として参加しました。

今回のテーマ:「大内転筋の触察からリリースまで」
講師:小川隆之
内容:大内転筋を対象に、触察テクニックの復習から始め、様々なリリース・テクニックの習得を目的として講習を行います。
大内転筋には、筋性部、腱性部があり、触察の難易度は高いと思います。本講習会を復習の機会として使ってください。
また、詳しくお伝えしていない期もありますので、その場合、新たな技術の習得の機会としてください。
リリース・テクニックの実習では、効果的な筋膜リリース法の他に、LRモデルに基づいたポジショナル・リリース・テクニックをお伝えしたいと思います。
後者につきましては、LR講座を未受講の方々でも習得できる内容となっています。
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ということで、
ポジショナルリリースの定義を「ポジションを使ってリリースするテクニック」とし、適応するテクニックとしてストレイン/カウンターストレイン、マッケンジーテクニック、操体法、SOT、LRモデルなどが例にあげられました。
LRモデルはオープンパス固有のテクニックで、今回は慣れたテクニックではなくストレイン/カウンターストレインテクニックの練習がテーマです。
癒着とヒアルロン酸の関係が詳しく説明されたのをきっかけに、いくつかの質問がでました。
新たなヒアルロン酸についての知識を得ることができました。驚きました!

実習練習は、大内転筋と半膜様筋とのすき間を探すという難易度の高いものでしたが、その分、効果がはっきりと出ました。
起始、停止がわからなくてはダメ。
筋肉の走行がわからなくてもダメ。
圧痛点が見つからなくてもダメ。
ポーズだけ真似ても、まったく意味をなさないテクニックだということがとてもよくわかりました。

こうした点は、パルペーションで130筋を触察できるテクニックや(起始停止についての理解を含め)、イーズポイントリリーステクニックのようなポイント技術があれば楽勝です。

そして繊細に相手のポジションを変えていく「ポジショニング能力」と圧痛点が変化していく様相を捉える敏感さ、リリースされた変化を捉える能力(どちらも触察力と言い換えることができそうです)、それがあるからこその効果です。
圧痛点が見事に消えました。
これにLRテクニックを使えば、更に時短でリリースできます。

受講生としての参加だったので、一緒に参加した方たちとはとても近い感じで施術練習ができました。
気心が知れた方たちのご参加ということもあって、久しぶりに楽しく学ぶことができました。
あちこちで冗談が飛び交い、ちょっと間違いがあってもOK。
リラックスできて、少々のことを言っても許される雰囲気に甘んじることができて、ああ、こういう場があるってありがたいと改めて思いながらの講習会でした。
昨日に限っては受講生同士という間柄だったので、少々うるさくアドバイスしたかもしれません。

次回は11月22日、このポジショナルリリーステクニックはシリーズになりそうな感じで、そうだとしたら次回は大腰筋のポジショナルリリースになります。
奇数になるようだったら、私も受講生参加の予定です。楽しみ!!

positionalrelease.jpg

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出張セミナーの参加締め切り、群馬は12月1日です。
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