2018年08月04日

基準を下げないための鬼ごごろ

昨夜のブログは、トレーニングに参加していない方にとっては、内輪のもめごとについての愚痴のように感じられたかもしれません。
そこで、今回は、私の意図と小川氏の解説との齟齬について画像で説明したいと思います。

小川氏解説.JPG

向かって左側に書かれている解説が小川氏の解説で、中央寄りに書かれているのが、第二回目のリリースの(本来の)意図です。

小川氏が、不必要に難しい解説を付け加えたとは思いません。
理解の浅い、深いによって、解説の仕方は当然変わってくると思いますが、小川氏にとってこうした解説は瞬時に伝えられる程度で、しかも良かれと思って伝えてしまうのだと思います。
解説を丁寧にしてくれるセミナーは少ないです(自分の手の内を見せることになるので教えたがらないケースが多いかと思います)。
学ぶ側の立場に立つと、理解が進むほどにこうしたヒントが腑に落ちるようになり、大きな納得と共にご自分の技術へと変化していくはずです。

触察力についても言及しましたが、以前はパルペーショントレーニングの終了後にファシャワークに進むための試験があり、学んだことの80%を理解していないとファシャワークに進めないという規定がありました。
試験管として最低4名がローテーションを組んで、参加者全員を評価する形式で試験を行いました。
4名の平均値を合計点としましたが、80%以下の評価が出る場合も少なからずありました。

苦労してファシャワーカー養成トレーニング以降まで進んだ方の中には、相当に厳しい口調で「試験制度をやめるべきではない」と主張する方もいらっしゃいます。
今はそうした緊張感が無いので「出席すれば何とかなるだろう」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それはやっぱりどうかなと思うのです。
また、トレーニングを終了したのち、情報のアップデートが追い付いていない方もいらっしゃるはずです。

そうした場面に立ち会ったとき、「それであなたは良いのですか?」と伝えるのは講師側の責任だと思います。
小川さんと比較すると、私はこうした点において煙たかがれる存在だと思います。
それで結構です、裏表なく「ダメなものはダメ」と伝える立場でいたいと思います。

最近はアグレッシブな発言が続いていますが、たぶんそういう時期なのだと思います。
お目汚し、ご容赦ください。

※2018年パルペーション夜間クラス参加者募集中<9月スタート>※(申込書が届き始めています)
日程はこちらのブログをご参照ください。
内容(対象筋)については、こちらをご覧ください。

ご興味をお持ちいただけましたら、http://openpath.sakura.ne.jp/contact/contact.phpに必要事項をご記入の上、資料請求をしていただけますようお願いいたします。
締め切りは、8月25日を予定しております。
最低結構人数は6名、参加上限は10名様になります。
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posted by MSaito at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般
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