2018年04月25日

間違えたら容赦ないですから…

パルペーションセミナーで何が一番ストレスかと言うと、触察の対象筋をしっかりととらえられていないと、公の場であっても、容赦なく小川さんに「それは間違っている」とダメだしをされることです(私だけに、やります)。
以前も何度かこちらにグチ(?)を書きましたが、間違うとその場で注意されます。

デモンストレーションを行うのであれば間違いなく伝えるというのが小川氏のモットーであり、プロとしてそれは当然だと思うので、間違う自分が呪わしく(笑)恥ずかしいし情けないと思います。
その代わり、デモンストレーションする時の本気度も上がりますし、自分なりの工夫が生まれます。

朝一番でまだ気持ちがしゃきっとできていない状態でデモンストレーションをしなくてはいけなかったり、なんとかなるさで行き当たりばったりのデモンストレーションをしたりというのが、一番、間違いを起こしやすいパターンです。

そのうち自己嫌悪に苛まれ、触察のデモンストレーションも、アシスタントも尻込みするようになりました。
実際に「別の分野で修行をしてきます」とセミナーから抜けたことがありました。この時は、空いた時間をソマティクス関連の勉強時間に使いました。
へこたれつつも少しずつ慣れて、まがいなりにもなんとかデモもアシスタントも行うようになりましたが、それまでは何度も何度も「今回こそ、こんな屈辱的な仕事はやめてやる」と思いました。
準備に時間はかかるし、責任重大だし…。

でも、どんな仕事であってもごまかせない場面はあるはずなのです。
手に職系の私たちにとって、仕事熱心であることは評価されるべき事なのだと思います。
頼るべき傘も大樹も無く、失敗したからといって「じゃ、辞めます」では済まされない世界に生きていることを忘れてはいけないなと思います。
楽に生きればいい、力まず自分らしく生きていけばいい、というスタイルも良いかもしれませんが、それはもう少し歳をとってからでも遅くないかな。

ということで、腱鞘炎もほぼ完治に近い状態になり、通常通り仕事をしていこうと思います。

菱形筋.jpg

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