2017年03月13日

アメリカは移民の国(何人?アメリカ人!)

『人種の坩堝アメリカ。様々な人種が複雑に混じり合うアメリカ人の顔写真 「The Changing Face of America」』
http://karapaia.com/archives/52160831.html

2000年から、アメリカ国勢調査における人種の選択肢が広がり、自らの人種を選ぶ項目をひとつ以上(複数)選ぶことが可能となったそうです。結果として700万人以上のアメリカ人が自分の人種を2種類あるいはそれ以上だと申告するに至りました。
ドイツのカメラマン、マーティン・ショーラー氏はアメリカ人に協力してもらい、自らのアイデンティティや国勢調査に何と回答したのかをたずね、「The Changing Face of America」という作品を仕上げました。

77bfc65a.jpg

この人たちは何人に見えますか?
そして自分たちのアイデンティティは何人であると答えたと思いますか?

アメリカは移民の国です。
日系人の親戚は自分たちを「アメリカ人」であると主張しますが、同時に日本人であると言います。
もしくは、日本人とドイツ人とメキシコ人の血が混じっているなどと詳しく説明します。
それだけ、「生まれた国」と「代々の故郷」は私たちの多くにとって大切で、家族の歴史と自分を作り上げている、欠かすことのできない、何か「たましい」に近いものなのだと思います。
どちらを取り上げられても自分の一部をちぎり取られるような悲しみと辛さを感じることでしょう。

移民に対するトランプ大統領の厳しい姿勢に対する国民の、激しい抵抗の理由がここにあるような気がします。
画像をじっくり見れば見るほど「アメリカ人」の混血の歴史と、人と人が出会うことの妙を感じます。

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posted by MSaito at 23:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々のこと
この記事へのコメント
8人とも日本に住んでいて会ったことあるような方たちですね。

福岡と最近は外国からの旅行者が増えたので
、そんな感じがするのかもですね。

“何人”かより、中の“心持ち”が大事なのは、いつも同じでありますね。
Posted by Carolfing at 2017年03月14日 09:46
お互いによく思っていない男性二人の遺伝子鑑定をしたら、先祖がつながりあっていたのだそうです。

外見や住む場所で、他人を裁くことはできませんね。

自分の出生に誇りを持つこと自体は素晴らしいことだと思います。
祖先を敬う気持ちから起こるのであれば。
他人と自分を比較対象するための材料として利用するのであれば、それは浅ましさになってしまうのではないかと思います。

いつも「心持ち」を美しく持ち続けたいものです。
Posted by 瑞穂 at 2017年03月19日 12:48
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