第三回ソマティカルワーカー養成トレーニングがスタートしました!
内容を言葉で説明するのが難しいので、もしご興味をお持ちいただけましたらどういう内容で講義が進んでいくのかは動画をご覧いただければ幸いです。
今回は演習にも十分に時間をかけることができました。
理論と演習がうまく対応した内容にすることができたので、戸惑いも少なかったのでは…と少しは自分を評価したいと思います。
ソマティクスは「内観」ではなく「内感」です。
「今、ここ」という一点のみでの静的体験を観察するのではなく、「フロー」つまりは継続していく動きを連続的に追っていく行程そのものがソマティクスです。
座ったままで自分を見つめるときに立ち起こる心理的な体験(想像、回顧、夢想など)ではなく、その都度消えていく身体運動を捉え、それに基づき次なる動きが立ち起こり、それが新たな変化を生み連鎖が起こります。
ソマティクスが変えたいのは「心理」や「認知」そのものではありません。
ソマティクスが変えたいのは「プロセス」です。
そのためには心理学や認知科学を利用するかもしれませんが、そうした知識は途中経過であって、ゴールは身体的―構造的、機能的、動作の制御、環境との関わり―などの変化です。
そうでなければフェルデンクライスメソッドのトマスハナ氏はこれほどまでに「ソマティクス」という定義を大切にしてこなかったでしょう。
その時の世の中の主流は「心理」だったのにも関わらず、soma(からだ)にこだわったのには、それが人々が生きる上で、主体となるべきものだと考えたからではないでしょうか。
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さて、2月の花は梅です。
日本の文化では季節を先取りするのが粋で、例えば桜の季節に桜の帯をするなんて本物に対して失礼だ、と遠慮する奥ゆかしさがあります。
ブログのデザインは今のところ梅なので、はやいところ、ブログのお色直しをしなくちゃいけないなと思いつつ、本日はここまで。
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2017年01月23日
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