2016年11月30日

桂歌丸、名人芸。

仕事はしっかりしているのですが、仕事関係のブログが滞っています。

ちょっと前に老眼鏡をかけて読書やPC操作をし始めました。
こんなに老眼が進んでいたのかとショックを受けました。
老眼鏡をかけていることで手元はものすごく見やすくなりましたが、1.5メートルほど離れているテレビが全く見えません。
テレビの代わりにyoutubeでの音源を聞きながら仕事をすることにしました。
動画だと仕事の手が止まってしまうので音源のみです。

どういうきっかけかわかりませんが、いつの間にやら桂歌丸さんの落語にどっぷりはまってしまいました。
仕事関係のブログを書くときは、書くことに集中しなくてはいけないので、落語を聞きながらでは書けません。
そういう理由でここ2、3日ブログが停滞していました。

桂歌丸師匠の落語、映像を介さず音源だけで堪能すると、落語とはこんなに面白いものかと温故知新の発見です。
一人で何人もの声色を変えるのですが、これが(たとえば)くまさんと八つぁんでは、まったく別人なのです。そして話の間、話のかぶり具合、声の強弱などなど、面白くて引き込まれ、聞き始めたら止まりません。
もともと寝つきは良くないのですが、布団に入って聞いていると落語が面白くて眠れなくなってしまいました。
若いときの落語もきっぷが良い話しっぷりで聞いていて気持ちが良いのですが、2016年に5回に渡って行われた怪談「真景累ヶ淵」が名人芸とはこのことか、といたくお気に入りになりました。
なんでも、創始者三遊亭円生が話した最終談話「お熊の懺悔」を話すのは、創始者以来では歌丸さんがお初なのだそうです。
時折、歌丸師匠がお茶をすする音が入ったりするのも良いのです。

失礼な話ですが、師匠がお元気なうちに一度、目の前で高座を拝見したいものです。


ちなみにこれ↑は最終話です。なぜか一話目が見つかりませんでした。ごめんなさい。
posted by MSaito at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと
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