2016年11月26日

命をも救うtatoo

http://www.iza.ne.jp/topics/events/events-9397-m.html
『命をも救う…あまり知られていないタトゥーの役割とは』

昭和が平成になりました。
昭和と平成では、習慣や文化に対する認識が大きく変わった印象があります。

表皮から真皮までの深さに皮膚を傷つけ、傷ついた組織に色素を入れる刺青という文化が日本にはあります。
それに対して諸外国にはtatooと呼ばれる刺青文化があります。
昨今では刺青、tatooと呼び名は違っても、心に残るイベントを皮膚に残す表現様式がすっかり浸透しました。
アメリカから全世界に浸透した刺青文化(tatoo history)は奥が深く、それは移民文化と抑圧された移民たちの犯罪文化の融合でもあり、そこに宗教性が加わったものでもあります。
今、その社会的、文化的、宗教的、芸術的なtatooに新たな側面と価値観がもたらされようとしています。

傷跡が残ることで引き起こされるさまざまな感情(後ろ向きの感情)は、傷を持つ方たちがよくご存じかと思います。
特にやむを得ずして負った傷は、見るたびに悲しみや恐怖を呼び起こします。
そうした感情を呼び起こす身体に変化を与えよう、美しく装うとするムーブメントがあります。


隠すことを潔しとしない日本文化に賛同する方々にも、潔さの裏に隠された悲しみや不安や恐れなどを感知し受容する器を兼ね備えてほしいなと思います。
大半の「若気の至り」でtatooを入れた方たちへの考え方はそのままでも構いません。
一休さんのとんちにあるような【柔軟性のある対応】、それが掘り起こされたらいいなと願います。
posted by MSaito at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと
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