以前のブログで「良いクライアントさんというカテゴリーは自分にとって存在せず、満足のいくセッションかどうかが大切だ」という趣旨のことを書きました。
講座やトレーニングで対価をいただくことに迷いを感じることはあまりありません。
積み重ねた情報の要点を短く、なるべくわかりやすくまとめてお伝えするのにはコツがいりますが、それを毎回出し惜しみせず伝えべく努力するのは難しいことではありません。
資料のアップデートを行い、伝え方を工夫するのはワクワクします。
対して個人セッションの結果は、ワーカーの技量のみならず環境にも左右されます。
適切な対人関係を保つことや自分の体調管理、技術への信頼なども環境に含まれます。
セッション終了後は「もやっとした感じ」と「晴れやかな感じ」もしくは「安堵感」を感じます。
果たして自分は対価に見合ったセッションができているのか。
自問自答して答えが出にくい技術職です。
知識が無くてはセッションができませんが、知識がそのまま技術にならない場合もあります。
講座やトレーニング(伝えること)とセッションはいつも同時進行しているので、伝えるテクニックと実際のセッションの技術とが合致しないときは何とも言えない気分になります。
全てを伝えきれるはずもないし、セッションは生ものなので臨機応変に技術は変化させるべきだからそれで良いのですが、行う側(ワーカー)から伝える側(講師)へ、講師からワーカーへとスイッチするのが難しくなってきました。
ここのところ、小川氏と講座について話し合いを重ねてきました。
「スポーツがそうであるように、伝える側になるのは通常は選手を引退した人物だけれど、自分にとって一対一のセッションは何より手ごたえを感じられるものだし、先々の予約状況としてセッションの結果が目に見える。自分の技術が必要とされている確認ができる。できれば講師は引退して、コツコツ勉強をしながらセッションを深めていくのが理想」だそうです。
スタンスがはっきりしていてうらやましいです。
とりあえずは事務的な面で環境をサポートしてくれる人材がいたらまずは満足かな。

★10月スタート 3回完結講座「触察から筋膜リリースまで」★
日時 10月18日(火曜日) 18:00−20:00
10月25日(火曜日) 〃
11月1日(火曜日) 〃
講師 小川隆之、斎藤瑞穂
場所 オープンパス新宿オフィス(新宿駅徒歩15分、大江戸線都庁前駅徒歩3分)
料金 前回参加費の場合 21、600円(単発参加可能)
講座内容は内容はこちらでご覧ください。
★★★★★★★★お気軽にご参加ください★★★★★★★★