2016年08月22日

イーズポイントは構造変化が目的

今期はイーズポイントリリーステクニックの演習に、いつもより時間をかけています。
いつもは2.5日で終了するのですが、今回はしっかり3日間をテクニック習得の時間に充てました。

2日目はそれぞれのテクニックごと(浅筋膜、深部筋膜、イーズポイントリリース、牽引法)の目的、働きかけの部位、特徴などについて説明をしました。
セッションの構成はクライアントの主訴により異なるし、10名ワーカーがいれば10通りのセッション構成があります。
特徴をうまく活かしてセッション構成を組む演習は、今後行っていきます。

さて、イーズポイントは構造を変えるためのテクニックです。
疼痛解消テクニックは問題(主訴)にフォーカスし、イーズポイントは全体(構造)にフォーカスします。
慣れてしまえばイーズポイントはすぐに探せます。
ところが、焦って「探せない」と思ってしまうと本当にわからなくなってしまいます。
今回は、探すための手順とコツを細かくお伝えしています。
今期はイーズポイントを探す正解率がかなり高く、伝える側としてとても嬉しいです!
小川氏がyoutubeに動画をアップしていますので、復習の際の参考にしてください。

また、すでにトレーニングを終了した方々のご質問やご参加のおかげで「伝えるべき点」がクリアになりました。
特に重要となる”イーズポイントを探すコツ”はご質問からヒントを得て、丁寧に伝えることができました。
手順を省かず、ひとつひとつの行程を確実にこなすことで「構造」が変わります。
イーズポイントが反転して痛点となっている場合には、痛点を解消してからイーズポイントに戻ることも忘れないでください(相手から「痛い」という反応が返ってきたら、どう痛いのかを確認してみてください。単に「ズーンとくる」感じを痛みと表現している場合もあります)。

次回がイーズポイントリリーステクニック演習の最終日となります。
1日中演習を続けるのは大変だと思いますが、休憩をはさみながら進めていけたらと思っています。
ご質問をくださったアライさんを含め、みなさま、楽しいクラスにしてくださってありがとうございます!!

oyatsu.jpg 皆さんが持参してくださるおやつ。

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posted by MSaito at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事全般
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