いつもは2.5日で終了するのですが、今回はしっかり3日間をテクニック習得の時間に充てました。
2日目はそれぞれのテクニックごと(浅筋膜、深部筋膜、イーズポイントリリース、牽引法)の目的、働きかけの部位、特徴などについて説明をしました。
セッションの構成はクライアントの主訴により異なるし、10名ワーカーがいれば10通りのセッション構成があります。
特徴をうまく活かしてセッション構成を組む演習は、今後行っていきます。
さて、イーズポイントは構造を変えるためのテクニックです。
疼痛解消テクニックは問題(主訴)にフォーカスし、イーズポイントは全体(構造)にフォーカスします。
慣れてしまえばイーズポイントはすぐに探せます。
ところが、焦って「探せない」と思ってしまうと本当にわからなくなってしまいます。
今回は、探すための手順とコツを細かくお伝えしています。
今期はイーズポイントを探す正解率がかなり高く、伝える側としてとても嬉しいです!
小川氏がyoutubeに動画をアップしていますので、復習の際の参考にしてください。
また、すでにトレーニングを終了した方々のご質問やご参加のおかげで「伝えるべき点」がクリアになりました。
特に重要となる”イーズポイントを探すコツ”はご質問からヒントを得て、丁寧に伝えることができました。
手順を省かず、ひとつひとつの行程を確実にこなすことで「構造」が変わります。
イーズポイントが反転して痛点となっている場合には、痛点を解消してからイーズポイントに戻ることも忘れないでください(相手から「痛い」という反応が返ってきたら、どう痛いのかを確認してみてください。単に「ズーンとくる」感じを痛みと表現している場合もあります)。
次回がイーズポイントリリーステクニック演習の最終日となります。
1日中演習を続けるのは大変だと思いますが、休憩をはさみながら進めていけたらと思っています。
ご質問をくださったアライさんを含め、みなさま、楽しいクラスにしてくださってありがとうございます!!

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9月6日から「一から始める触察解剖学講座」をスタートします。
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