右?ってどっちだっけ?と思ってしまいます。
そういう場合、相手の方が「お箸を持つ方の手」と教えてくれますが、そういう教え方はあまり理解を助けてくれません。
お箸を持つ方が右手というのはわかりますが、ある設定(例えば触察のセミナーなどで即座に右左を伝えられたり伝えたりという時など)には戸惑います。
自分では「右側」のつもりでいても、実際にはそれが左側だったりということがよくあります。
理屈でわかっていても、感覚的に左右がわからなくなります。
空間把握能力が低いのかなと思って調べてみたら、こうした症状を左右盲(left and right confusion)と呼ぶようです。
はてなキーワードには
「右と左の区別が咄嗟にはつかないこと、またはそのような人の、自称。
色盲などといった既存の言葉から造られたただの俗語であり、このような病名や学術用語が実際にあるわけではない。
左右の存在をそもそも全く判断できない病気のことを指すわけではなく、おおむね、そういった人を揶揄する意図もないので注意されたい」
と書かれていました。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%ba%b8%b1%a6%cc%d5
またあるブログには、左右盲について日本の論文は少ないけれど、外国では左右盲に関する論文は多く発表されていることも知りました。
参考ブログ http://www.kukkanen.tokyo/entry/2015/04/13/160702
右半球と左半球をつないでいる脳梁での情報交換が上手くできていないという神経生理学的な説もありました。
左右を間違うことで「この人はわかっていないのでは?」と思われてしまうのではないかという心配があり、セミナーではそう見えないかもしれませんが、結構緊張しています。
これも個性だと笑ってくださるみなさん、ありがとうございます。
今週末も触察セミナーがあります。左右盲ってこんな感じなのかーと知りたいみなさま、ぜひご参加ください。午前の部では尺側手根伸筋、円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋、午後の部では短掌筋、浅指屈筋、深指屈筋、長母指屈筋を触察実習する予定です。

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オープンパス パルペーションインテンシブセミナー次回は<5月15日(日曜日)です>
時間枠:午前の部10:00−13:00/午後の部14:00−17:00 各3時間
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
毎回のカリキュラムはこちらをご覧ください。http://baucafe.sblo.jp/article/172739339.html
オープンパストレーニング公式サイト http://openpathmethod.com
斎藤瑞穂の個人セッションのサイトhttp://www.rolfingopenpath.com/
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“それでは右腕からやりますね!”
と言ったのに
左腕からやっていることがありました。
(うつ伏せの状態で始めたりする時に)
それでも静かに最後まで受けてくださった
クライアントさんは
どう思われていたのでしょうかね?
クライアントさんが向かい合った状態で間違ったのなら、また「ああ、ロルファーさんから見ての右側か」と思ってくださったと思いますが、うつ伏せだったとは(笑)
クライアントさんとの信頼感があるからこそです。
そして、instituteではよく"intension carries!"と言われていたことを思い出しました。
要はこちらの熱意でしょうか?!きっとそうです!!