今期は初回から継続の方もご参加くださいました。
そのため、いつもよりも多くの方にご参加いただけた第一回目の講座となりました。
さて、カルチャー講座の内容は拙著『ボディワーク入門』を参考にしながら続けてきましたが、この1、2年は趣を変えて、オープンパスメソッドのテクニックも取り入れ始めています。
(1)クライアントセンタード
(2)着衣でリリース可能
(3)一度で結果が出る
(4)クライアント側も変化を実感できる
(5)感覚が高まる
(6)触察を大切に考える
そうした利点を最大限に利用した講座内容にすべく全体の構成を考えています。
また参加してくださる方にとって、明日からでも利用できるちょっとしたテクニックをお伝えできるように内容を工夫しています。
今回は初回参加の方が半数でしたので、予定を若干変更して筋膜の触察→リリース感の獲得→筋膜(表層筋膜)のリリース練習の演習を行いました。
講座では参加者の方にお伝えしたい項目を二つに絞り、
1.引っ張りをお互いに感覚する
2.相手の体の重さを利用する
この2つの練習ができるようなテクニックをお伝えしました。
1ではお互いに体性感覚を高めることを意識しています。
ボディワークがボディワークであり得る利点は一人称的に(最終的には無人称的に)自己をとらえることであり、そのためには体性感覚で自己観察ができる必要があります。
2では、筋膜のリリースは簡単に実践できるものであり、テクニックには「間合い」や「呼吸」が大切な要素であること。そのために、心を落ち着けて動く癖をつけていただく。
この2つ「だけ」に集中して演習をお願いしました。
参加者の皆さんはあっという間に筋膜の触察やリリース感、筋膜の全体像のイメージをとらえてくださっていていました。
この様子では、次回も+αの内容を考えつつ講座の準備をしなくては!と嬉しくも緊張の日々が戻ってきそうです。この緊張は「良い緊張」につながっているのが幸せです。
継続の皆様おひとりお一人のカルチャー講座ご参加への感謝を申し上げます。
新規の皆様のご参加を心から歓迎いたします。
今回も、ペアリリース、セルフリリース、ソマティクス(ムーブメント)をバランスよく取り込みテクニックをお伝えしたいと思います。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひキャンペーン内に読売文化センター恵比寿にお問い合わせください。
ご参加をお待ちしております。
カルチャー講座の詳細はこちらでご確認ください。

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オープンパス パルペーションインテンシブセミナー次回は<4月10日(日曜日)/です>
時間枠:10:00−13:00 14:00−17:00 各3時間
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
毎回のカリキュラムはこちらをご覧ください。http://baucafe.sblo.jp/article/172739339.html
オープンパストレーニング公式サイト http://openpathmethod.com
斎藤瑞穂の個人セッションのサイトhttp://www.rolfingopenpath.com/
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