2016年03月10日

触察/体性感覚を深める

私は触察(パルペーション)が不得意で、ときには間違った情報をお伝えしてしまうこともあります。

それでも苦労しながら個々の筋肉を識別することへの努力を続けてきたので、その経験からお伝えできることもたくさんあると思っています。

「パルペーションインテンシブセミナー」の先駆けとして行った「一から始める触察解剖学」では、<体性感覚>に関する説明をしました。
初めて触察に触れる方や体性感覚についての知識を増やしていく方に対する<視覚よりも触覚><テクスチャーの違いを頼りに>という説明が主でした。

今回の「パルペーションインテンシブセミナー」ではそれを基礎としながらも、もう少し「技量」を要することを要求しています。

体験していないことには誰しも同感も同調も理解もできない。
だからこそ体験に近づくこと。
そこを強調しました。

想像のみで追体験をするのは危険です。
想像なら、私なんかもルパンの富士子ちゃんにもキューティーハニーにもなれるのですから。
だからこその「体性感覚」です。

触った経験、触られた経験、それを細分化≒私的なこととすること。
そして蓄積すること。
蓄積を壊して再びt体験を()(括弧)入れして単なる経験とすること。

パルペーションインテンシブセミナーではその実践が要求されます。
なにそれ、できるはずないだろ、難しい、何言ってんの?と思われるかもしれません。
でも大丈夫、全然、まったく難しくありません。
再び機会があれば、改めてお伝えしたいと思います。

心身魂と言われ続けてきましたが、魂の部分は世代や文化によって解釈が違って当然と思います。
個人によっても違って良いと思います。
でも芯となる揺るがない(と思えるもの)はそれぞれの個人の中にしっかりと根付いていると信じています。

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オープンパス パルペーションインテンシブセミナー次回は<3月13日です
時間枠:10:00−13:00 14:00−17:00 各3時間
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
毎回のカリキュラムはこちらをご覧ください。http://baucafe.sblo.jp/article/172739339.html
オープンパストレーニング公式サイト http://openpathmethod.com
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