https://www.facebook.com/openpath/

オープンパスメソッド(R)はリラクゼーションテクニックとしての活用もできますが、リラクゼーションという意味合いは、意識を弛緩させ、完全にワーカーにお任せ状態になるという意味合いではありません。
副交感神経を優位にさせることを目的としていますが、それとと同時に、ボディワークの特徴である体性感覚を高める意図を以てセッションを行っています。
だから身体感覚が変わり、構造(姿勢)が変わります。
なぜか、リラックスすることと眠ってしまうことが同意語としてとらえられているようです。
疲れて→寝てしまった。
退屈で→寝てしまった
リラックスして→寝てしまった
というように、原因論的に眠気が起こるのに、リラックス=眠くなるという勘違いがワーカー、クライアントさん(お客さん)ともにあるようです。
眠るためにマッサージを受ける方もいらっしゃるようですが、ここではそうしたケースは別物として扱わせてください(昼寝のためにフランスの画家の名前を冠した某喫茶店に行く、と同様の因果関係がここにはあるので)。
ボディワークのテクニックをお伝えしていてよく聞くコメントは「お客さんがリラックスしているときに動いてくださいなんて言えない」というコメントです。
リラクゼーション出身の方に多いコメントです。
厳しいことを言いますが、リラックスしてもらいながらも動いてもらうなんて簡単なことです。
ワーカー自身がセッションを受けつつ動くことの心地よさを体験していないからこそ、動いてもらうことを躊躇してしまうのではないでしょうか。
自らの体験がないためにクライアントさんに動いてもらえないとしたら…動きがリラクゼーションを邪魔するような言い分を聞くと非常に疑問を感じてしまいます。
経験から言うと、クライアントさんは自分にとって気持ちが良いことであれば、意識水準が下がっていて半分眠っている状態でも動いてくれますし、高いお金を払って眠りに来ているとは考え難いのです。
例え10分1000円のセッションをしていたとしても、クライアントさんに快の経験を伝えることができれば意識ははっきりしないながらもこちらの誘導に従ってくださいます(これも経験からの発言です)。
オープンパスは眠ることを目的としたクライアントさんがいらっしゃらないからこその意見だといわれるかもしれませんが、少なくとも私のクライアントさんは最初は眠るつもりで来ても、セッションを続けるうちに「もったいないので寝ません」というクライアントさんが100%です。
業界的にはナイショにしておいた方がいいかもしれませんが「眠ってくれた方が楽」なのは確かです。
でも、眠らせず興奮させず、心地よく動きながら身体と意識を変えていくことこそがボディワークの醍醐味だと思います。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
オープンパス パルペーションインテンシブセミナー<次回は2月28日です>
時間枠:10:00−13:00 14:00−17:00 各3時間
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
毎回のカリキュラムはこちらをご覧ください。http://baucafe.sblo.jp/article/172739339.html
オープンパストレーニング公式サイト http://openpathmethod.com
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
セッションを受けていたことがあります
今日の午前中のクライアントさんも
自分の鼾を聞きながら動いてくれていました
間違いないです!
鼾書いてても動けます!
ちょうど、「いびきがうるさいから横向いて寝てよ!」と叱ると「ごめんね」と礼儀正しく謝ってから横向きになって寝なおしてくれる叔母を思い出しました。