ダンサーの方からセッション後にご質問をいただきました。
「ニュートラルに立つためにはどうやって立つべきなのか?骨盤はどの位置が正しいのか?」というご質問でした。
その方にとってニュートラルという状態がどういう状態で、またどういう意味合いを持つのか、まずはそこを質問してみました。
自然に、楽に立つことをニュートラルと表現してみた、という答えです。
自然に、楽に立っているとどういう感じがありますか?と答えを掘り下げると「力まずに立っていられる状態」とのことでした。
足や肩の力を抜きたい希望があるとのことなので、体幹を使うための立ち方を練習してみました。
まずは、おへその下、2センチほどのところに軽く指を当ててもらいました
そして、力が入っていた膝をわずかに緩めてもらいます。
そうすることで、腹筋に力が入るのを確認してもらいました。
その後で、両腕の重さに意識を向けてもらうと、肩が自然に下がってきました。
楽ですか?と聞くと楽だという答えが返ってきました。
骨盤の位置を前傾または後傾にするだけでは不十分で、感覚を使って筋肉の働きや身体部位の重さなどを意識してもらうことで、全身の連動が起きます。
ニュートラル、楽、という言葉の共有が何よりも大切で、言葉の意味や意図を汲むことが大切だといつも気づかされます。
同じような誘導をしても、クライアントさんによって強調点が違ったり、感覚の使い方を変えたりと方法はクライアントさんの数ほどあります。
クライアントさんを「型」にはめないのがオープンパスメソッド(R)の特徴です。
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「筋膜リリース体験ワークショップ」
開催日時:2015年10月31日(土)14:00〜17:00
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
参加料金:7000円 http://baucafe.sblo.jp/article/164165974.html
「一から始める触察解剖学」
開催日時:水曜日の夜間(19:00−21:00)
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
全8回参加の方/1回6000円、48000円+消費税
単発参加も可能。日時、金額の詳細はこちらでご確認ください。
http://rolflingopenpath.sblo.jp/article/164099027.html
よみうりカルチャー恵比寿「気軽に出来るボディワーク」
開催日時:第一、第三金曜日 19:00−21:00
会場:アトレ恵比寿7F よみうりカルチャーセンター
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
問い合わせ先:よみうりカルチャー恵比寿
http://www.ync.ne.jp/ebisu/center.html
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2015年10月16日
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