2015年07月21日

第二回ソマティカルワーカー養成トレーニングが終了しました!

お陰様をもちまして、第2回オープンパス認定ソマティカルワーカー養成トレーニングが終了しました。
クライアントモデルとしてご協力くださいました皆様に、心からの御礼を申し上げます。

集計の結果、参加者5名中4名が80パーセントを超える評価をいただきました。
合格の皆様、おめでとうございます!

ソマティカルワークは決められた形がなく、またクライアントセンタードで行われるため、常に状況を読みながらセッションを進めなくてはいけません。
言葉がけやクライアント側の意識の持ち方、ノンバーバルサインなど一度に多くのことに気付いている技能が必要なので合格した受講生の方々がいかに「冴えて」いるかをお分かりいただけるかと思います。

セッション後にお願いしたアンケートの評価にはワーカーの性格が反映されており(その意図があり作ったアンケートではなかったのですが)とても興味深くアンケートを読ませていただきました。

受講生の皆様、15日間という長い期間をおつきあいいただき、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!



なお、ソマティカルワーカー養成トレーニングでお伝えした内容は以下となります。
第一日目
○オープンパスメソッド(R)におけるソマティクスの位置づけ
○新たな身体観がもたらすもの ―ソマティクスの最初の提唱―
○ソマティクスの変容 −三人称から無人称へ―
○  〃       −一人称で観察される自己と三人称で観察される自己 その1〜3―
○ソマティクス/理論と臨床、応用
○ソマティクスと身体操作法、その他との違い
○体性感覚/セッションベースの分類
○演習
第二日目
○ソマティクス体験導入のために(その1〜2)
○言葉がツールとなる ―言語論から学ぶ― (その1〜5)
○演習
第三日目
○ソマティクスセッションの流れ
○ソマティクスセッションの目的
○それぞれのワークの意図と意義
○「物語性」=解釈フレーム(その1〜2)
○「物語性」=解釈フレームからの脱出
○ソマティクスによる変化のプロセス(ゲシュタルト心理学的側面から変化を考察した場合)
○演習『ゲシュタルト』意識と非意識
第四日目
○感覚、知覚、認知についての再確認
○感覚の種類と質(クオリティとモダリティ)
○ボディワークセッションとクオリティ
○演習『クオリティとモダリティの融合』
第五日目
○可塑性について −運動学習に先駆けて その1〜2−
○ソマティクスにおける感覚/差異の働き<反射ループについて>
○  〃   −aとbの間(新しい情報)
○運動学習、パフォーマンスの習得とは?
○演習
第六日目
○ソマティクスの演習 −基本の確認 その1〜2―
○ソマティクスにおけるコオーディネーション
○コオーディネーションのレベル
○コオーディネーションと感覚のループとの関連
○コオーディネーションに関する研究結果
○演習
第七日目
○ソマティクスのための生理学【脳神経系1〜3】
○神経の伝達に関する復習【脳細胞】
○演習
第八日目〜第十三日目
○質疑応答
○演習
第十四日目、第十五日目
○クライアントさんを招いての臨床セッション


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