2015年07月10日

T字型マッサージテーブル

かなり背が高い方のセッションではマッサージテーブルを2台利用します。
ちょうど逆”T”の字型になるようにして、足関節を安定させてセッションします。

クライアントさんに「これまで(の治療では)どうしていましたか、もしくは今はどうしていますか?」と伺うと、「ふくらはぎから先はテーブルからはみ出してままで行っている」とのこと。

マッサージテーブルはホールディングの役割も担ってくれるので、テーブルの置き方に関する工夫を怠ることはできません。むしろ、(小川氏の言葉を借りれば)手技よりもホールディングが大切です。
セッションする側としてはいつもよりほんの少し身体の使い方を工夫しなくてはいけませんが、足関節に問題があるのに足関節に緊張を強いるような姿位を見逃したままでセッションはできません。
足関節を安定させるため、ふくらはぎから先がはみ出ないようにマッサージテーブルを付けたし、なるべく全身の力を抜いていただいた状態で筋膜の張力をチェックします。
そして、張力の中心を緩めたり、過度に緊張し、感覚が鈍くなってしまった部位にイーズポイントリリーステクニックで感覚を取り戻します。

今回はお互いに、セッションに手ごたえを感じたように思います。
簡単に信頼関係を築けることもあれば、少し時間を要するケースもあります。
クライアントさんとのラポールが取れ始めたかな?と思うこの期間が大切で、どう協力体制を作っていけるかで今後のセッション運びと結果に大いに影響が現れます。
そうしたときに役に立つのが「対人技法」です(ファシャワークトレーニングご参加の方はご期待ください)。

長いようでいて短い90分(セッションによっては80分)、限られた時間内できちんと結果を出すべくできうる限りの技術を活用しつつ、クライアントさんにご満足いただけるようなセッションにすべく、毎回丁寧に取り組んでいます。

table.jpg

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この記事へのコメント
このTの字は想像できなかったですね〜

Posted by Carolfing at 2015年07月10日 23:48
Carolfingさん、

これは苦肉の策です(笑)
Posted by 瑞穂 at 2015年07月11日 22:12
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