2015年05月26日

顎関節と頸椎のリリース(小川氏のセッション)

先日の夜、なかなか寝付けなくて何度も寝返りしていたらそのうち横になっているのが辛くなり、どうせ眠れないんだからと気になる所をあちこちいじっていたら頸椎の調子が悪くなってしまいました。

原因は分かっています。
咬み合わせが気になったので強引に下顎を顎関節に押し込むように動かし、頸部や頭部の筋に対しては何もせず眠ってしまったことが不調を引き起こしたはずです。
脳脊髄液の流れも悪くなっているようで、歩くたびに頭がガンガンし、これはもうダメだとセッションで疲れている小川氏を捕まえ何とかしてくれとお願いしました。

側頭部の頭痛があったので、側頭部のリリースをお願いしたところ「原因はそこじゃないと思うよ」と後頭部の拘縮を見つけてそこからリリースを初めたところ、何もなかった側頭部が少し盛り上がり変化を見せ始めました。
頸椎の弾力を作りながら頚半棘筋や後頭下筋群をリリースしたところ、吐き気が治まりはじめました。
原因筋はどうやら斜角筋だったようです。
胸鎖乳突筋をめくって斜角筋の付着にエントリーポイント(痛みの起点)がありました。
小胸筋や上腕二頭筋にもエントリーポイントがあり、押されて飛び上がりました。
施術時間は30分ほどですが、頸部の痛みは8割がた無くなりました。

施術者に共通ですが「自分の身体を使ってあれこれ実験してしまう」その結果、調子が悪くなることがあります。
幸いなことに、小川氏に空き時間でセッションをしてもらえるので身体が持っているようなものです。
もうひとつ、幸いと思わなくてはいけないのは、同じような悩みを持つクライアントさんの状態をある程度理解できるということでしょうか。

一病息災ということばがありますが、完璧な健康、完璧な肉体というものは本来なく、人によって、日によって健康のラインが上下するのだろうと思います。
できれば平均よりも上の状態で保てるように、お手伝いさせていただければと思います。

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