小川氏のツイートにあるように
「ソマティカルワークを行うに当たって。最初の時点では動きの指導は必要ない。間違った動きも良くない動きもない。どんな動きでも構わない。動く感覚に留意するところから始めなければならない。留意の方法を学ばなければどんな動きも役には立たない。」
が基本です。
ワーカー側がある意図を持ってクライアントを自分側に引き込もうとすることはありません。
あくまでクライアントの目的に従って、安全に楽に、しかもこれまでとは違った体験を提供するのがオープンパスメソッド(R)のソマティカルワークです。
それをご自分のライフワークに活かそうとしてくださる方が少しずつ増えてきました。
今日はヨガインストラクターのソマティカルワーカー養成トレーニングのトレーニーのMさんとコラボレーションをしつつ、ソマティカルワークの有益な利用法を模索してみました。
ヨガのポーズについては無知ですが、ポーズを行うためのモダリティの使い方についてのバリエーションは複数持っているので、実際にポーズをとりつつ生徒さんの悩みを解消する方法を一緒に作り上げてみました。
ポーズを決めるためには「感覚」が何よりも大切であり、「感覚する」ためにはなんといっても言語ではなく感覚入力が大切になります。
その利用法にもコツがあります。感覚を引き出すための道具立ての良し悪しが最終結果を左右します。
誘導の言葉は短く簡潔に、分かりやすく。
道具は動きを引き出すのに見合った大きさ、テクスチャー、固さ/柔らかさ、長さである必要があります。
いきなりスタートせず、準備段階に重きを置けばその後の流れは比較的楽についてきます。
ポーズ重視のインストラクターさんが少なくない中で、トレーニーのMさんは頭脳派&感覚派で、どうすれば生徒さんが安全にアーサナの意図を捉えつつポージングできるかを細やかに考えてくださっています。
生徒さんの姿勢とポーズが取りづらい関連を分析する能力も持っている方なので、個々の悩みに対処したアドバイスをしてもらえるはずです。
Mさんの許可があれば、ワークショップの情報などもアップしていきたいと思います。

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